マーベルの原点!『ファンタスティック・フォー』に迫る極秘会議が行われていた!
マーベルコミックスの最長寿ヒーローユニットの活躍を描いた新作映画『ファンタスティック・フォー』でも描かれていない、不慮の事故によって特殊能力を得た四人のメンバーに関する極秘会議の様子が公開された。
2013年に、CIAがアメリカ政府の最高機密機関として「エリア51」の存在を認めたことが記憶に新しい。「エリア51」では、未確認飛行物体(UFO)に関する極秘研究が行われているとうわさされ、オバマ大統領までが言及したことでも話題を呼んだ。そして今回公開された特別映像で、「エリア51」ではなく「エリア57」という国家機密施設で、特殊能力を持ったファンタスティック・フォーのメンバーが調査されていることが明らかになった。
警告の文章で始まり、異次元プラネット・ゼロへのテレポートを実現すべく行われていた実験の様子と、その実験の事故後に特殊能力を得た四人を紹介していく映像。女性科学者スー・ストームには自らの体を透明化できる能力、スーの弟であるジョニー・ストームには炎を操る能力、高い知能指数を誇るリード・リチャーズには伸縮自在の肉体、リードの幼なじみベン・グリムには肉体を岩に変化させる能力と同時に超人的なパワーが宿るのであった。そして地球を守るために、彼らの力を武器として利用できるのではないかという報告がなされ、四人の行く末が本編でどのように描かれているのか気になる締めくくりになっている。
本作のメガホンを取ったのは『クロニクル』のジョシュ・トランク監督、『Mr.&Mrs.スミス』『X-MEN:フューチャー&パスト』のサイモン・キンバーグが脚本を執筆した。四人のヒーローチームはそれぞれ『セッション』のマイルズ・テラーがリード、『127時間』のケイト・マーラがスー、『クロニクル』のマイケル・B・ジョーダンがジョニー、『リトル・ダンサー』のジェイミー・ベルがベンを演じている。原作「ファンタスティック・フォー」は、「X-MEN」「スパイダーマン」など数々のマーベルコミックスの原作を手掛けてきたアメコミ界の巨匠スタン・リーが生んだ人気コミックだ。(編集部・石神恵美子)
映画『ファンタスティック・フォー』は10月9日よりTOHOシネマズ日劇ほかにて全国公開