『かぐや姫の物語』主演声優・朝倉あき、女優復帰後の初主演映画にテンションあがる
スタジオジブリの映画『かぐや姫の物語』で主演声優を務めた女優の朝倉あきが12日、ユーロスペースで行われた映画『HALLOWEEN NIGHTMARE ハロウィン ナイトメア』初日舞台あいさつに登壇した。朝倉は、2014年3月末に、所属していた東宝芸能との契約を終了し芸能活動を休止。2015年に復帰後、劇場公開映画では、初の主演となった本作について「すごく密な時間を過ごせた仲間とこうして再会できてテンションが上がっています」と笑顔をみせた。本舞台あいさつには、中西哲也、五十嵐令子、布施紀行、寺内康太郎監督も出席した。
『かぐや姫の物語』主演声優・朝倉あき、女優復帰後、初主演映画に「テンションあがります」 画像ギャラリー
朝倉にとって『かぐや姫の物語』で主人公のかぐや姫の声を務めて以来、約2年ぶりの主演映画。芸能活動を一時休止していたが、担当マネージャーの話によれば、女優として今後も活動を広げていければという思いがあるという。
朝倉は本作について「ゲーム原作を映画化した作品なので、ゲームをプレイしているような気持で、(朝倉演じる)主人公・紗季ちゃんの視点で謎を解いていってもらえれば」と見どころを語ると、寺内監督は「この映画(の見どころ)は朝倉あきです。スタッフみんなもメロメロになりました。みなさんも(メロメロに)なってください」と会場に呼びかけていた。
また作品にちなみ、ハロウィンの思い出を問われた朝倉は「小さい頃に通っていた英語教室で妖精のコスプレをしましたが、それ以来コスプレはしていませんね」と語ると、五十嵐は「高校生の時にお菓子交換のためにパウンドケーキを何十個も作った思い出があります。結構苦痛でしたね」と発言し、会場を笑いに包んでいた。
本作は、フリーゲームクリエイターのIVORY DICEによるホラーアドベンチャーゲーム「ハロウィンナイトメア」を朝倉あき主演で実写映画化。オカルト雑誌に配属された新人女性雑誌編集者が、毎年ハロウィンの時期に起きる未解決事件の真相に迫ることによって巻き込まれる恐怖を描く。(磯部正和)
『HALLOWEEN NIGHTMARE ハロウィン ナイトメア』はユーロスペースにて1週間限定公開