Amazon新サービス月々325円でAKBや「ウォーキング・デッド」スピンオフ見放題！

　アマゾンジャパン株式会社が24日、プライム会員向けの映像配信サービス「プライム・ビデオ」を開始、ドラマシリーズ「ウォーキング・デッド」のスピンオフ作品や、AKB48のコンサート映像などを配信することが、都内にて行われた記者発表会で明らかになった。

【写真】「Amazon Fire TV Stick」はこんな感じ！

　お急ぎ便やお届け日時指定便を追加料金なしで利用できるサービスなどを提供してきたAmazonのプライム会員（年会費3,900円、税込み／月々325円相当）の新サービスとして始まった「プライム・ビデオ」は、テレビ局・映画制作会社から提供される何千本もの映画、テレビ番組、アニメ、音楽ライブなどの映像コンテンツを無制限で提供する。

　そしてサービス開始の目玉として、日本初公開となる注目の海外ドラマ2作品、大ヒットドラマのスピンオフ作品にあたる最新ドラマシリーズ「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」が毎週木曜日に、批評家から高い評価を受けたドラマ「MR. ROBOT / ミスター・ロボット」が毎週水曜日に先行配信される。

　そのほか、Amazonオリジナル作品となる、エミー賞で主演男優賞と監督賞を受賞したダークコメディー「トランスペアレント」、人気犯罪ドラマ「BOSCH / ボッシュ」、ニューヨーク・シンフォニーの裏側を描いたコメディー「モーツァルト・イン・ジャングル」、複数のエミー賞を受賞した子供向けアニメシリーズ「ダンブルリーフ」などの作品も日本で初公開となる。

　さらには、アイドルグループAKB48の200本を超える人気コンサートシリーズ、『劇場版　しまじろうのわお！　しまじろうと　おおきなき』などを含めた人気作品が独占配信となることも発表された。同社によると、今後もドラマ、アニメ、バラエティー番組などを含めたAmazon発の日本オリジナル作品を発表する予定だという。

　このサービスに併せ、米Amazonのベストセラー商品である小型ストリーミング端末「Amazon Fire TV」シリーズの予約販売が日本でも本日スタートした。この端末をテレビに接続することで、プライム・ビデオはもちろんのこと、Hulu、GYAO!、Netflix、YouTube、niconicoといった動画配信サービスに簡単にアクセスできる。「Amazon Fire TV」は、フルハイビジョンの4倍の画素数である4K映像に対応、64ビットクアッドコアプロセッサと専用のグラフィックエンジン、デュアルアンテナの高速Wi-Fiを搭載しており、滑らかなグラフィックスを描画できる高性能ストリーミング端末だ。（取材・文：壬生智裕）

「Amazon Fire TV」は1万2,980円（税込み）、「Amazon Fire TV Stick」は音声認識リモコン付属版 6,480円（税込み）、スタンダードリモコン付属版 4,980円（税込み）で予約販売中（10月28日から発送開始）、24～26日に予約するとAmazonプライム会員は3,000円引きになるキャンペーンも実施中