ジョニー・デップ、レッドカーペットで美人妻と熱烈キス!ベネチアに続きトロントでも
第40回トロント国際映画祭
現地時間14日、第40回トロント国際映画祭でスコット・クーパー監督作『ブラック・スキャンダル』の北米プレミアが行われ、主演のジョニー・デップ(52)が妻で女優のアンバー・ハード(29)と仲良く手をつないでレッドカーペットに登場し、熱烈なキスを交わした。ジョニーはグレーのスリーピースに赤のシャツ&靴で、アンバーは黒のドレスに赤のハイヒールと服装もばっちりマッチしていた。
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『ラム・ダイアリー』(2011)での共演で出会った二人は今年2月に結婚。第72回ベネチア国際映画祭にも互いの出演作が出品されており、同所で4日に行われたアンバー出演作『デニッシュ・ガール(原題)』のワールドプレミアでも堂々とキスをしたことが話題になっていた。映画祭レッドカーペットでの連続キスでラブラブぶりを見せつけた形だ。
『ブラック・スキャンダル』は、実在のギャング、ジェイムズ・“ホワイティ”・バルジャーがいかにしてボストン史上最も危険な力を持つ犯罪者になっていったのかを描くクライムドラマ。1970年代のサウスボストンでFBIがイタリア系マフィアを排除しようとバルジャーと手を組むものの、その密約によって彼は犯罪行為をエスカレートさせ、FBIも制御できないほどゆるぎない権力を持つようになっていく……。
ブルーの瞳から薄くなった毛髪までバルジャーに成り切っているジョニーについて、撮影現場を訪れたバルジャーの弁護士が「あの動き、しゃべり方、アクセント、腕の組み方。スコット、あれはバルジャーそのものだ」と言っていたと興奮気味に明かしたスコット・クーパー監督。「ジョニーは外見から役に成り切ることで知られているが、ジョニーのファンとして、映画ファンとして、そしてこの映画の監督として僕が思うのは、最も変化しているのは、優しくて思いやりのあるこの男が冷たく、ずる賢くなるというその内面だよ」とその演技力を絶賛し、ジョニーは照れくさそうにクーパー監督の肩をゆすった。
『クレイジー・ハート』(2009)ではジェフ・ブリッジスにオスカーをもたらしたことでも知られるクーパー監督について、「僕はスコットが僕のキャリアを生き返らせたとジョークを言ったけど……でも本当にそうなんだ」と語り会場を沸かせたジョニー。架空の人物を演じるのと違いはあるか? との質問にも「君はマッドハッター(『アリス・イン・ワンダーランド』)やウィリー・ウォンカ(『チャーリーとチョコレート工場』)は存在しないというのか? 僕にサンタクロースは居ないと言うつもり?」と応じるなど“絶口調”だった。(編集部・市川遥)
映画『ブラック・スキャンダル』は2016年1月30日より全国公開
第40回トロント国際映画祭は現地時間20日まで開催