マイク眞木、孫6人の16人家族で幸せいっぱい
映画『海賊じいちゃんの贈りもの』の公開記念トークイベントが1日、都内にて行われ、俳優でフォーク歌手のマイク眞木とプロサーファーの次男・真木勇人(はやと)、その娘・りりかちゃん(4歳)の親子三代・マイク眞木ファミリーが出席した。マイクは現在、孫6人を含む16人家族であることを明かし、「みんな集まるとうるさくてクタクタ」と言葉とは裏腹にうれしそうな笑顔を見せた。
【写真】マイク眞木、次男・真木勇人、孫・りりかちゃんと登場!
本作は、本国イギリスでスマッシュヒットを記録した、笑って泣けるハートフルコメディー。スコットランドの雄大な自然を舞台に、さまざまな問題を抱えた家族が思わぬピンチに直面し、ドタバタを繰り広げるさまを描く。メガホンを取ったのはガイ・ジェンキンとアンディ・ハミルトン。主演は『ゴーン・ガール』(2014)でアカデミー賞・主演女優賞にノミネートされたロザムンド・パイク。
マイクは、劇中のビリー・コノリー演じるおじいちゃんを見て「俺が出てるよ!」と心底驚いたという。風貌が似ているだけでなく、「四駆のトラックに乗っていたり、アイリッシュ音楽を聞いていたり、スコティッシュ音楽が好きだったり、『俺だよ!』って。ビックリしたし、感激した」と興奮気味に何度も「俺だよ!」を繰り返した。
さらにこの日は衣装も似せてきたといい、いでたちは劇中のおじいちゃんそのものだが、「髪の毛は劇中のおじいちゃんの方が量が多いな」と自虐コメントで笑いを誘った。作品の見どころについては、客席に向かって「俺が出ています!」と冗談めかして告げた後、「ゲラゲラ笑って最後はボロボロ泣いていました」と明かした。
一方、真人は「離婚寸前の夫婦と崩れかけた家族の再生を描いている映画。親父のおかげで自分もいろいろあったので、自分の体験と重ね合わせて観ていた」としみじみと語り、「笑いも感動もあり、最後にはほっこりする映画」とアピールした。(取材・文:福住佐知子)
映画『海賊じいちゃんの贈りもの』は10月10日から角川シネマ新宿ほか全国公開