西島秀俊「MOZU」国際エミー賞にノミネート!日本初の快挙に期待かかる
第43回国際エミー賞のノミネーションが発表され、西島秀俊が主演を務めたTBS・WOWOW共同制作の刑事ドラマ「MOZU Season1 ~百舌の叫ぶ夜~」が連続ドラマ部門にノミネートされた。
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テレビ界のアカデミー賞と呼ばれるエミー賞がアメリカ国内の番組を対象にする一方、国際エミー賞は、アメリカ国外の優れた番組に贈られる。昨年はNHK大河ドラマ「八重の桜」がノミネートされたが惜しくも受賞を逃した。
「MOZU」は、NHK以外の民放が制作・放送した連続ドラマとしては、初めて同部門にノミネート。NHKと民放を含め、日本初の「国際エミー賞・連続ドラマ部門」受賞の快挙に期待が掛かる。日本からはそのほか、テレビ映画/ミニシリーズ部門でWOWOWのドラマWスペシャル「人質の朗読会」もノミネートを果たした。
今年は19か国から40作品がノミネートされ、イギリスが最多7部門でのノミネーションを獲得。受賞作は現地時間11月23日、ニューヨークのヒルトンホテルで発表される。
「MOZU」は、2014年4月から放送された、逢坂剛の小説「百舌」シリーズが原作のサスペンスドラマ。謎の爆破事件で妻を失った公安警察のエース倉木(西島秀俊)が、捜査一課の刑事・大杉(香川照之)、公安の明星(真木よう子)と共に事件の裏に隠された真実を追い求める。同年6月には「MOZU Season2 ~幻の翼~」が放送され、今年11月7日からは『劇場版 MOZU』が全国公開される。(澤田理沙/編集部・入倉功一)