ジェニファー・アニストンとジャック・ヒューストン、小説「イエロー・バード」原作のイラク戦争映画に出演へ
映画『モンスター上司』シリーズや『なんちゃって家族』のジェニファー・アニストンと、テレビシリーズ「ボードウォーク・エンパイア」や映画『リスボンに誘われて』のジャック・ヒューストンが、イラク戦争がテーマの映画『ザ・イエロー・バーズ(原題) / The Yellow Birds』に出演することになったとDeadline.comが伝えた。
本作は、元兵士ケヴィン・パワーズによる同名小説(日本語訳は「イエロー・バード」)の映画化で、戦闘配備の前夜に、キャンプで出会った二人の若い兵士たちを主人公に、戦争に直面した若者たちの心理を描く作品。
主役の兵士二人を演じるのは、映画『MUD マッド』のタイ・シェリダンと、映画『ビューティフル・クリーチャーズ 光と闇に選ばれし者』のオールデン・エアエンライク。アニストンは、兵士の一人の母親役、ヒューストンは、軍曹役を演じる。当初、ヒューストンがキャスティングされた役には、ベネディクト・カンバーバッチが候補に挙がっていた。
また、当初メガホンを取る予定だった映画『セインツ -約束の果て-』のデヴィッド・ロウリーは、原作者パワーズと共に脚本を担当。『ブルー・カプリス(原題) / Blue Caprice』(日本未公開)のアレクサンドル・ムーアズが監督を務める。
ヒューストンは、来年2月に全米公開予定の『ベン・ハー』のリメイク版で主役のベン・ハーを演じている。アニストンは、ジュリア・ロバートやケイト・ハドソン共演、来年4月公開予定の『マザーズ・デイ(原題) / Mother’s Day』が現在撮影中だ。(鯨岡孝子)