『UFO学園の秘密』今掛監督、驚きのUFO体験を告白!
10日、宗教法人「幸福の科学」の大川隆法が製作総指揮・原案を手がけた長編SFアニメーション『UFO学園の秘密』が公開となり、都内での初日舞台あいさつに、今掛勇監督と松本弘司総合プロデューサーが登壇。今掛監督は「この作品に関わって、UFOをよく見るようになった。数日前も散歩中に見ましたし、2010年には横浜に現れたUFOの大艦隊や、富士山頂付近にいた母艦も見ました」と驚きの体験を告白した。
本作は、高校生の男女5人が、宇宙人によるアブダクション(誘拐)に遭遇し、事件の謎を追ううちに地球の未来を揺るがす真実にたどり着く壮大なSFファンタジー。会場には、宇宙人風コスチュームの方もおり、それを見た監督は「ありがたいですね。できれば宇宙人にも、この作品を観てもらいたい。UFOは見るようになったけど、まだ宇宙人には会ったことがない」と笑いを誘う。地球やダークサイド・ムーン(月面の裏側)、プレアデス、ベガなどさまざまな星が舞台となり、地球侵略をもくろむレプタリアン(爬虫類人と呼ばれる宇宙人)や、多種多様な宇宙人が登場するビジュアルも、本作の見どころだ。
今掛監督をはじめ、第85回アカデミー賞長編アニメ賞の審査対象作品となった前作『神秘の法』(大川が製作総指揮・原作・原案)のスタッフが再結集。松本プロデューサーは「世界のトップを目指そう、アカデミー賞を狙うぞと、本作の初めから言っていたら、スタッフが真に受けてくれて、信じられない頑張りだった」と振り返り、9月26日(現地時間)にロサンゼルスで行われたワールドプレミアでは「(本作の)英語版でウンモ星人の吹き替えをしてもらったトム・ケニー(スポンジ・ボブの声として有名)が『この映画でUFOの存在を信じるようになったよ』と大興奮でした」とエピソードを紹介し、北米同時公開・世界配給に向け「手応えを感じた」と胸を張った。
ボイスキャストには、逢坂良太、瀬戸麻沙美、柿原徹也、金元寿子、羽多野渉、浪川大輔ら実力派が集結。アニメ「北斗の拳」「妖怪ウォッチ」などの須田正己、「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」の佐藤陵がキャラクターデザインとして参加している。この日、音楽担当の水澤有一、歌手のマイケル・ジェームスも舞台あいさつに出席し、マイケルは挿入歌「LOST LOVE もう愛が見えない」を歌い、会場を盛り上げた。(取材/岸田智)
映画『UFO学園の秘密』は全国公開中