上野樹里、リリー・フランキーと20歳差カップルに!2年ぶり主演作『お父さんと伊藤さん』
女優の上野樹里が映画『陽だまりの彼女』以来2年ぶりに主演を務める映画『お父さんと伊藤さん』(2016年公開)で、リリー・フランキーと20歳の年の差カップルを演じることが明らかになった。
本作は、第8回小説現代長編新人賞を受賞した中澤日菜子の同名小説を原作に、『ロマンス』(2015)などで知られる注目の女性監督・タナダユキがメガホンを取った。上野演じる自由気ままに暮らす34歳のフリーター・彩と、給食センターのアルバイトで生計を立てるバツイチ男の伊藤さん(リリー)は20歳差の恋人同士。ボロアパートで慎ましく暮らす二人のもとに彩のお父さん(藤竜也)が突然転がり込んでくることから始まる、三人のおかしな共同生活が描かれる。
主演の上野は本作について、特殊な設定ながらもリアリティーを感じたと言い、自身の役どころを「等身大の女性」と表現。「リリー・フランキーさん演じる伊藤さんとの互いに自立した恋人関係や、藤竜也さん演じるどこか憎めない愛らしいお父さんとのコミカルな掛け合いを楽しんでいただけたら嬉しいです」と作品の見どころをアピールした。
一方、リリーは50代にして定職に就かず20歳下の彼女がいるという自身の役柄について、「私の周りでは伊藤さんよりダメな人間はたくさんいますね(笑)。僕も同じような年齢ですが、ちゃんとしていない50代が若い人と付き合うと周りはどよめくんだと、今回演じてみて改めて身につまされる気がしました(笑)」とユーモアを交えてコメントした。(編集部・小山美咲)
映画『お父さんと伊藤さん』は2016年全国公開