マット・デイモンが火星で家庭菜園!?『オデッセイ』予告編
マット・デイモン主演、リドリー・スコット監督がメガホンを取り、NASA全面協力の下で制作された超大作『オデッセイ』の予告編が公開され、火星に一人取り残された宇宙飛行士を演じるマットが、生存と地球への帰還を目指し、創意工夫で火星に菜園を作り出す一場面などが披露された。
宇宙飛行士のマーク・ワトニー(マット)は、火星での有人探査の最中に起こった嵐により死亡したと判断され、ただ一人火星に置いて行かれてしまう。次に探査機が来るのは4年後。他の乗組員が去った火星で、マークが自身の知恵と精神力を頼りに生き延びようと奮闘し、帰還に向けて地球との交信をはかるさまを、NASAがプロジェクト全般に携わったことで実現した圧倒的なリアリティーで描く。
映像は、食料確保のためにマークが基地内に菜園を作り出し「火星で家庭菜園だ」と喜ぶ姿や、NASAとの交信に成功し「驚いた?」とおどける様子を映し出す。一方、マークを置き去りにしてしまった乗組員やNASA職員、技術者たちがそれぞれに葛藤する姿は救出作戦の難航を感じさせる。果たしてマークは火星から無事地球に帰還できるのか、世界70億人を巻き込むミッションの結末に期待がかかる。
スコット監督は本作を「想像を絶する孤立状態に置かれたマーク・ワトニーが危機的状況に対応していく様子を見せる究極のサバイバル・ストーリーだ」と表現。主演のマットは、「ワトニーのユーモアと非常に緊迫した状況でも落ち着いて対処できるところに惹かれる」と自身が演じたキャラクターの魅力を語っている。(編集部・小山美咲)
映画『オデッセイ』は2016年2月5日からTOHOシネマズスカラ座ほか全国公開