エイミー・ワインハウスさんの伝記映画が始動、ノオミ・ラパスが主演か
2011年にアルコールの過剰摂取で亡くなった歌手エイミー・ワインハウスさんを描いた伝記映画が始動し、ノオミ・ラパスが主演交渉に入ったことが The Hollywood Reporter ほか複数メディアで報じられた。
本作は、マウラー&アリクサンドル・ウィトリンの制作会社シティ・エンターテインメントが製作し、脚本/監督は映画『奇跡のシンフォニー』のカーステン・シェリダンが務めることになっている。そしてこのたび、映画『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』『プロメテウス』のノオミ・ラパスが、エイミーさん役の出演交渉に入った。
エイミーさんは、2003年にアルバム「フランク」でデビューし、音楽批評家から高い評価を受けた。さらに2006年にリリースされた「バック・トゥ・ブラック」が世界的な成功を収めたものの、スターダムにのし上がったことで、ドラッグやアルコールの依存症となり、夫とともに飲酒や薬物のリハビリ施設に入ったこともあった。しかし第50回グラミー賞では、主要3部門(最優秀レコード賞、最優秀楽曲賞、最優秀新人賞)を含む5冠を獲得している。
現在、エイミーさんの楽曲の著作権を所有する父親ミッチ・ワインハウスと、音楽使用権で交渉している。ちなみに、ドキュメンタリー映画『エイミー(原題) / Amy』は、今年のカンヌ国際映画祭で上映された。伝記映画は、どのような作品になるのか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)