栗山千明、元気な姿でイベント登場!妖艶な魅力振りまく
今年8月に右脛骨・腓骨(けいこつ・ひこつ)を骨折し、全治2か月と診断された女優の栗山千明が11日、都内で行われた映画『007 スペクター』トークショー付き特別試写会に元気な姿で登場し、妖艶な魅力を振りまいた。
人気スパイアクションシリーズの最新作にあたる本作は、イギリスの秘密情報部のエージェント、ジェームズ・ボンド(ダニエル・クレイグ)が悪の組織スペクターと繰り広げる死闘や、ボンドの隠された過去の秘密を描く。現在公開中のイギリスでは、歴代最高の公開1週間興行収入をあげ、大ヒットを記録している。
『007 ロシアより愛をこめて』(1963)を母の解説入りで観て、『007』シリーズにはまったという栗山は、クエンティン・タランティーノ監督の映画『キル・ビル』(2003)でハリウッドデビューも果たした、日本が誇る女優。この日の聞き役でフリーエディターの内田正樹がボンドガール役を勧めると、「いや~、想像がつかないですね。英語が話せないので難しいと思います」と言いつつも、「もちろん、お話をいただけたら光栄なことなので頑張りたいなと思います」とにっこり。『007 ロシアより愛をこめて』でボンドガール役を務めたイタリア出身の女優ダニエラ・ビアンキは、英語が話せないため声だけ吹き替えで収録したそうで、内田は「そのパターンもありますから」と後押しして、栗山をその気にさせようとしていた。
10月に行われた出演映画の舞台挨拶には骨折のため共演の福士蒼汰に支えられて登壇し、話題を呼んだ栗山だったが、この日はゆっくりとした足取りながらも一人で歩き、ブルーのロングドレスをまとって妖艶な魅力を振りまき観客を魅了していた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『007 スペクター』は12月4日より全国公開 11月27日~29日先行上映