西島秀俊『MOZU』が2週連続トップ!ガイ・リッチー最新作が唯一の初登場で3位!
映画週末興行成績
興行通信社が16日に発表した土日2日間(11月14~15日)の全国映画動員ランキングでは、西島秀俊主演の『劇場版 MOZU』が2週連続でナンバーワンを獲得。先週末の成績は動員12万2,982人、興行収入1億5,782万8,000円。また、累計成績は動員47万6,353人、興収6億1,251万7,800円となった。
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今週唯一のベストテン初登場作品は、1960年代の人気テレビシリーズ「0011ナポレオン・ソロ」をガイ・リッチー監督が映画化した『コードネーム U.N.C.L.E.』で、3位にランクイン。東西冷戦下、CIAとKGBのエージェントが、世界規模のテロ事件を阻止すべく共闘。299スクリーンで公開され、動員8万7,433人、興収1億1,334万1,000円を記録した。
『グラスホッパー』は前週に引き続き2位。先週末だけで動員10万4,974人、興収1億3,438万8,300円を記録。累計動員は37万8,718人、累計興収は4億8,301万9,000円となった。公開6週目の『マイ・インターン』は9位とベストテン圏内をキープ。累計動員116万725人、累計興収15億3,544万600円を記録。シリーズものやリメイク、原作の実写化などを除く完全オリジナル洋画作品の中では本年度トップの成績となった。
三谷幸喜監督作『ギャラクシー街道』は7位。公開4週目の累計動員は87万5,103人、累計興収は11億267万5,500円と興収10億円を突破している。
惜しくもトップ10入りを逃したが、34歳で夭折したSF作家・伊藤計劃の小説をアニメ化した『ハーモニー』が11位に初登場。紀里谷和明監督のハリウッド進出作『ラスト・ナイツ』は、動員2万3,323人、興収2,820万9,200円を記録し12位となった。
今週末は『リトルプリンス 星の王子さまと私』『帰ってきたMr.ダマー バカMAX!』『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』『レインツリーの国』『劇場霊』『キャノンフィルムズ爆走風雲録』『ガールズ&パンツァー 劇場版』『さようなら』などが公開予定。(ランキング・数字などは興行通信社、文化通信社、配給元など調べ)(取材・文:壬生智裕)
【2015年11月14~15日の全国映画動員ランキングトップ10】※()内は先週の順位
1(1)『劇場版 MOZU』:2週目
2(2)『グラスホッパー』:2週目
3(初)『コードネーム U.N.C.L.E.』:1週目
4(3)『エベレスト 3D』:2週目
5(4)『俺物語!!』:3週目
6(5)『映画Go!プリンセスプリキュア Go!Go!!豪華3本立て!!!』:3週目
7(6)『ギャラクシー街道』:4週目
8(7)『PAN ~ネバーランド、夢のはじまり~』:3週目
9(8)『マイ・インターン』:6週目
10(9)『図書館戦争 THE LAST MISSION』:6週目