ぱるる、急性胃腸炎だった…嘔吐ひどくも初主演映画の初日舞台あいさつに登場
20日に主演映画『劇場霊』の公式サイトで高熱による体調不良のため病院で療養していることが発表されていたAKB48のぱるること島崎遥香が21日、新宿ピカデリーで行われた同作の初日舞台あいさつに登場。急性胃腸炎であることが明らかになったが、島崎本人の意思により登壇した。予定されていた他会場での舞台あいさつは、嘔吐がひどく長距離移動が困難なため欠席し、当館のみに絞られた状況で、島崎は「初主演ということで、とても気合が入っています」と気丈にあいさつした。
本作は、『リング』シリーズや『クロユリ団地』などの中田秀夫監督がメガホンを取り、劇場に潜む恐怖を描いたホラー。舞台あいさつには島崎と中田監督のほか、足立梨花、高田里穂、町田啓太、小市慢太郎が出席し、全員着席した状態で進行された。
島崎は撮影を振り返り、中田監督がいつも頭にタオルを巻いていたことに触れ、「タオルと靴の色がいつも一緒だった気がするんですけど、あれは合わせていたのですか?」と質問。これに中田監督は「ちょっと色気を出してみました」と言い「撮影が盛りだくさんのときは注意信号で黄色、やばいときはピンク、楽な日は滅多にないけど……青とか緑でした」と度合いを表していたことを明かし、共演者からも驚きの声が上がった。
また、本作が中国、香港、韓国、シンガポール、マレーシア、タイ、ベトナム、ロシアなどの海外11か国で公開されることも発表され、中田監督は「もともとアジア学科出身で、東南アジア方面の勉強をしていたからうれしいです」と喜んでいた。(取材・文:中村好伸)
映画『劇場霊』は全国公開中