山崎賢人、『orange』キャスト陣から仲間外れにされてしょんぼり…
俳優の山崎賢人が23日、都内で行われた映画『orange-オレンジ-』完成披露試写会に共演者と共に登壇。和気あいあいと盛り上がる中、賢人は自分だけが参加していない“orange会”があったことを知り、呆然とする場面があった。
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810倍という驚異の倍率のプレミアチケットを手にした300人のファンが、オレンジ色のケミカルライトをかざす中に登場した賢人は、土屋太鳳、竜星涼、山崎紘菜、桜田通、清水くるみと共に、大歓声を浴びながら登壇。前回行われたイベントに欠席した賢人は、「クランクアップ後にみんなで会うのは久々ですね」と笑顔を見せると、「初号試写を観た後に、すごくみんなに会いたくなったのでうれしいです」と再集結を心底喜んでいる様子。竜星も「(撮影中は)制服姿で会っていたので、こうやって正装していると同窓会みたいでうれしい」と頬を緩めた。
同世代のキャスト陣はトークの端々から仲の良さを伺わせ、竜星は「みんなでスーパームーンを見に行ったり、カラオケに行ったり、お祭り行ったり」と思い出を振り返る。ところが、その言葉を受けて賢人は、「あっ! 俺行ってない……」と尻すぼみにコメント。どうやら賢人だけが祭りに参加していなかったようで、寝耳に水の情報に驚きと切なさが入り混じった表情を見せると、会場からは同情と笑いの声が漏れた。しかし、賢人の誕生日は全員で祝ったそうで、竜星は「ご飯行って、お祝いして、12時を超える瞬間まで一緒にいました」と報告した。
この日は、橋本光二郎監督が見守る中、2人1組となって風船を使ったジェスチャーゲームにも挑戦。正解するまでどんどん膨らむ風船は直径約1mにも膨れ上がり、会場は徐々にヒートアップ。最終的に風船は割れることなく、キャスト陣は息の合ったコンビネーションを見せていた。
高野苺の大人気コミックを実写化した本作は、「イマ」と「未来」を繋ぐ、切ないほどにひたむきな青春純愛ストーリー。思いを寄せる成瀬翔(賢人)の未来がないことを10年後の自分からの手紙により知った主人公・高宮菜穂(土屋)が、彼を失わないために今を変えようと奮闘する姿が描かれる。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『orange-オレンジ-』は12月12日より全国東宝系にて公開