人気声優・神谷浩史が姫?水樹奈々が名付け親
水樹奈々、神谷浩史、前野智昭の人気声優3人が21日、TOHOシネマズスカラ座で行われた映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』の吹き替えキャスト舞台あいさつに登場した。
同作は、スーザン・コリンズのベストセラー小説を基にした、ヒットシリーズの最終章後編。独裁国家パネムへのレジスタンスの象徴的存在となったヒロイン・カットニスが、パネムのスノー大統領暗殺に挑んでいく。
水樹は「ついにファイナル。わたしもカットニス(吹き替え・水樹)と同じように、起こることに反射神経で対応していた。台本を読んだときは衝撃的だった。カットニス、ピータ(吹き替え・神谷)、ゲイルの三角関係にも決着がつきます」と見どころを紹介した。
神谷は「前作で捕まり拷問を受けるという衝撃シーン。そこからのスタートで、僕は楽しみにしていた。前作は捕まったきりでピータ姫と水樹さんに名付けられた」とネーミングに苦笑い。前野は「皆さんの期待をいい意味で裏切る」と、どんでん返しの予感を漂わせた。
そして、もし映画の世界の市民になったらどんなことをしているかと聞かれ、神谷と前野は「逃げます。僕たち戦力にならないので」と即答。続けて神谷が「でも水樹さんには歌ってもらいたいですね」と提案すると、水樹は笑顔で「では、心が折れるまで歌います」と返答し会場を沸かせた。
最後に水樹は「アクションや映像の美しさもあるが、人間と人間のつながりの美しさも見てもらいたい」と人間関係の描き方を強調していた。(取材・文:波江智)
映画『ハンガー・ゲーム FINAL:レボリューション』は全国公開中