スコセッシ監督作の常連撮影監督、ベルリン国際映画祭で生涯功労賞!
第66回ベルリン国際映画祭
映画『グッドフェローズ』『ギャング・オブ・ニューヨーク』などを手掛けたマーティン・スコセッシ作品の撮影監督ミヒャエル・バルハウスに、第66回ベルリン国際映画祭で生涯功労賞である名誉金熊賞が授与されることが明らかになった。
ミヒャエル・バルハウスは1935年にドイツで生まれ、ニュー・ジャーマン・シネマの旗手、ライナー・ヴェルナー・ファスビンダー監督作『ペトラ・フォン・カントの苦い涙』『シナのルーレット』に参加、その後渡米してジョン・セイルズ監督の映画『ベイビー・イッツ・ユー』を手掛けた後、映画『アフター・アワーズ』から長年にわたってマーティン・スコセッシ監督とタッグを組むことになり、映画『ハスラー2』『最後の誘惑』『グッドフェローズ』『ドラキュラ』『エイジ・オブ・イノセンス/汚れなき情事』『ギャング・オブ・ニューヨーク』『ディパーテッド』など実に8作品ものスコセッシ監督作に関わった。これまで3回アカデミー賞にノミネートされ、2007年にはヨーロッパ映画賞世界的貢献賞を受賞している。
授賞式は、同映画祭の開催期間にあたる2月18日に行われる予定だ。(取材・文・細木信宏/Nobuhiro Hosoki)