鈴木福と芦田愛菜がまさかの恋愛指南?
世界中で愛されているスヌーピーの3DCGアニメーション映画で、スヌーピーの飼い主・チャーリー・ブラウンの吹き替えを担当した鈴木福と、チャーリーがひと目ボレしてしまう赤毛の女の子を演じた芦田愛菜が、アフレコの難しさや恋に奥手なチャーリーへのアドバイスなど、ほのぼのトークを繰り広げた。
日本を代表する人気子役として、映画やドラマに引っ張りだこの2人。声優の仕事も何度か経験済みだが、今回、改めてアフレコの難しさを感じたという。「僕は台本のページをまたいじゃうくらい、長いセリフがたくさんあったんです。だから、ページをめくる音が出ないように台本を二つ用意して、両方を見ながらアフレコをやりました。そこが難しかったです」と語るのは福くん。マイクに紙をめくるときの音が入らないように、きちんと対策を練っていたようだ。
一方の愛菜ちゃんは、「わたしがしゃべりたい音のリズムと、赤毛の女の子の口の動きが合わなくて、合わせるのが大変でした」と声だけの演技の難しさを告白。さらに、「しゃべっていて自分の気持ちが入ると、つい手を叩いたりガサゴソ音をたてたりしちゃうので、その音がマイクに入っちゃうんです。アフレコのときは、毎回それで注意されます(苦笑)」と、福くん同様に「余計な音」をいかに出さないかで苦労していることを打ち明けた。
また、本作で赤毛の女の子に気持ちを伝えられないチャーリー・ブラウンを演じた福くんは、「みんなに、チャーリーと僕が似ているって言われるんですけど、僕は彼とは違って、好きな人には自分から話しかけられます」と、役柄との相違点をズバリ指摘。すると愛菜ちゃんが、「チャーリーは、恥ずかしくて女の子と話せないなら、お手紙を書いてポストに入れておけば、気持ちが伝えられたんじゃないかな。わたしだったらそうするかな~」と、奥手なチャーリーに恋のアドバイスをしてみせた。
とはいえ、愛菜ちゃん自身は「まだ誰にも告白したことがないです」とテレ笑い。もしも好きな人ができたら、「2人でピクニックに行きたい」と彼女が口元をほころばせると、福くんも「僕はブラブラ買い物に行きたいな」と、未来の恋人とのデートプランを楽しそうに語った。(取材・文:斉藤由紀子)
映画『I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE』は12月4日より2D / 3D全国公開