窪田正孝「デスノート」夜神月役は男泣きするほど重圧だった
俳優の窪田正孝が9日、都内で行われた「Yahoo!検索大賞 2015」の発表会に出席。今年放送された日本テレビ系ドラマ「デスノート」で主人公・夜神月を演じて話題となった窪田は、クランクアップの日に男泣きするほど重圧を感じていたことを告白。「多くの皆さんに知られている作品なので、撮影に入る前にいろいろ考えてしまった。あそこまでプレッシャーのかかる役はなかった」と述懐した。
大賞は三代目JSB!「Yahoo!検索大賞 2015」フォトギャラリー
「Yahoo!検索大賞 2015」は、2015年1月1日~11月1日までの集計データをもとに、前年と比べて、検索数が最も急上昇した人物・作品・製品を選出し、表彰するアワード。「今年の顔」として最も検索数が急上昇した人物に贈る大賞に加え、パーソンカテゴリー(9部門)、カルチャーカテゴリー(5部門)、プロダクトカテゴリー(6部門)の各部門で今年を彩った人物や商品を選出する。
本授賞式には、大賞とパーソンカテゴリーのミュージシャン部門賞をダブル受賞した三代目 J Soul Brothers from EXILE TRIBE(今市隆二、登坂広臣)、お笑い芸人部門賞の8.6秒バズーカー、声優部門賞の金田朋子、モデル部門賞の藤田ニコルが出席。なお、作家部門賞の又吉直樹とアスリート部門賞の五郎丸歩選手はビデオメッセージを、女優部門賞の広瀬すずは手紙で喜びのコメントを寄せた。
パーソンカテゴリーの俳優部門賞を受賞した窪田は、「こんな場所に自分がいるなんてありえない。足が震えている」と緊張気味。MCを務める雨上がり決死隊の宮迫博之と蛍原徹から「デスノート」の演技を絶賛されると、「役だったら振り切れるんですが、素でこういう場に出ると、だいぶダメになっちゃいますね」と弱気全開で、「なんか知らんけどかわいい」と宮迫にいじられながら、少しずつ緊張がほぐれてきた様子を見せ、「今年はすごく仕事が充実していて、いろんな出会いがあり、その中で役を追求できる環境をいただけたことが大きかった」と振り返る。
クランクアップの日の男泣きエピソードについては、「撮影は確かに大変なこともたくさんありましたが、いざ終わるとなると寂しいもので、役が自分から離れていくという気持ちとか、(共演者と)一緒に過ごした時間が自分にとってはすごく大きかったんでしょうね。グッときました」と胸中を明かした。これに対して宮迫が、「原作も映画も有名な作品やから、最初ファンは(キャスティングは)どうなの? とか、いろんな意見があったけど、芝居で全部なぎ倒したね」と絶賛すると、照れくさそうに笑顔を見せていた。最後に一番検索するワードを聞かれた窪田は「お天気です」と答え、これに蛍原は「僕と一緒」と満足そうにしていた。(取材:坂田正樹)