暗殺されたイスラエル元首相の政治スリラー配給決定
映画『カドッシュ』『キプールの記憶』などを手掛けてきたイスラエルのアモス・ギタイ監督が製作した新作『ラビン、ザ・ラスト・デイ(原題)/ Rabin, The Last Day』の北米配給権を、キーノ・ローバーが獲得したことがDeadlineほか複数メディアで報じられた。
【シーン写真】アモス・ギタイ監督も参加『11'09"01/セプテンバー11』
パレスチナとの和平を進め、ノーベル平和賞を受賞したイスラエルの元首相イツハク・ラビンさんが1995年に暗殺されるまでを描いた政治スリラーで、当時の再現シーンと1995年当時の映像を交錯させながら描いた作品。
ベネチア国際映画祭とトロント国際映画祭のコンペ部門に出品された。また、リンカーン・センターで開催される第25回ニューヨーク・ジューイッシュ映画祭で米プレミアが現地時間1月16日に行われ、1月29日に劇場公開予定。メッセージ性の強い作品にも思われ、仕上がりに期待したい。(細木信宏/Nobuhiro Hosoki)