アメリカで大活躍の渡辺直美とローラ、キャラかぶりで火花バチバチ!?
人気アニメ「ちびまる子ちゃん」の劇場版『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』でブラジル人と香港人の女の子役の声優を務めた渡辺直美とローラが、同じハーフタレントとして意識していることや、それぞれの海外活動について語った。
【動画】『映画ちびまる子ちゃん イタリアから来た少年』渡辺直美&ローラ インタビュー
まる子たちと世界5か国からやって来た子どもたちとの交流を描く本作で、ブラジルの女の子・ジュリアの声を担当した渡辺は、台湾人の母を持つハーフ。同じハーフタレントとして、お互いに「同じだ!」と感じるところはあるか二人に尋ねてみたところ、「ローラちゃんとは、ところどころ『かぶっちゃってるなあ』って思うところがあって」と笑顔が輝いた渡辺。
すると、ローラも「さっきの撮影でも、ポージングがかぶっちゃったしね」と応え、「意識してます!」と二人はここでもかぶってしまう。答えるタイミングまで合ってしまったことに互いに吹き出しつつ、渡辺は「珍しいんですよ、この2ショットは。基本的に、かぶっている人とは一緒に仕事をしないので、貴重だと思います」とドヤ顔を決め、爆笑を誘った。
そんな二人は、共にアメリカでも活躍しているという共通点もある。ハリウッド映画『バイオハザードVI:ザ・ファイナル』への出演で海外ロケを経験したローラは、「すっごく楽しかったし、何かのエンジンがかかった気がした。だから、どんなことにも甘えないで、頑張るしかないなって思った」と瞳を輝かせる。
一方、米アーティスト・ペンタトニックスとのコラボなどで知られる渡辺は、ニューヨーク留学時に体験した感動話を披露。「バングラディシュ人の運転手さんに、『日本の人たちにバングラディシュの道を整備してもらった。本当にありがとう』って言われたんです。わたしは何もしていないのに、お祖父ちゃんお祖母ちゃん世代の方々がいろいろやってくださったから、わたしもバングラディシュの方に親切にしてもらえたんですよね。日本を誇りに思いました」と真摯に述べ、感無量の表情を浮かべた。
そんな渡辺に対し「今、鳥肌が立った。自分もいいことをしたくなるね!」と共感の声を上げるローラ。前向きでひたむきでパワフルな彼女たちの、ワールドワイドな活躍に今後も注目だ。(取材・文:斉藤由紀子)