壇蜜、テレビアニメ声優初挑戦でコタツ役からヒロインに!森川智之も太鼓判
タレントの壇蜜が17日、都内で行われた「島耕作のアジア新世紀伝~生き残りをかけたサバイバル戦略~」記者発表会に出席した。壇蜜は、インターネットの静止画アニメでのコタツ役が声優としての初仕事だったというが、テレビアニメの声優は本作が初めて。「今回は島耕作の妻の声ということで光栄でした」と充実の表情を見せ、同席した人気声優の森川智之からは、初めてとは思えないとその仕事ぶりを絶賛された。
本作はアニメドキュメンタリーの手法で、アジア経済の最前線と成長の秘密を描くシリーズ番組「島耕作のアジア立志伝」のスピンオフ・ストーリー。森川が島耕作の声を、壇蜜はその妻でヒロイン、久美子の声を担当する。
その声優ぶりについては森川は、「オープニングで壇蜜さんが『ぎゃー!』と悲鳴を上げるところがあるんです。絹を裂くような黄色い悲鳴を上げるのは難しいんですが、すごく綺麗にできていて驚きました」と明かした。さらに、「長ゼリフのシーンもよどみなくセリフを言えていて、絵を見たり台本を見たり結構大変な作業なのにこなしていて、思わず『初めてではないですよね』って声をかけたくなるくらいでした」と絶賛。「今後アニメの声優もどうですか?」と壇蜜を持ち上げ、「高い評価で恐縮です」と壇蜜を照れ笑いさせた。
壇蜜は島耕作について「小学校2年生の時、親戚の家の書斎に忍び込んでうっかり読んでしまったんですけど、小さいなりに強烈な憧れを抱いたのを覚えています」と述懐。「今こうして自分が大人になって、自立して仕事をしていく中で、その憧れも目標のようなものに変わりました。仕事をしていくうえでのお手本のような存在になっています」としみじみ語った。(取材・文:名鹿祥史)
「島耕作のアジア新世紀伝~生き残りをかけたサバイバル戦略~」は1月1日午後10時~11時50分までBS1にて放送