武田梨奈「来年は海外」と新年の抱負明かす
女優・武田梨奈が、19日、都内で行われたアクション映画『DRAGON BLACK』の初日舞台あいさつに出席し、「来年は、海外に行こうと思っています」と、新年は、海外を視野に活動したいとの抱負を語った。
本作は、父親の謎の自殺を追ううちに、警察とヤクザ組織が癒着する闇社会の真相を知ってしまった主人公・龍斗が、闇社会から命を狙われ、追手との壮絶な格闘を展開するアクション映画。ボクシング、ブラジリアン柔術などをマスターし、アクションに定評のある俳優・虎牙光揮が龍斗役を演じ、武田は、闇社会の脅威にさらされる龍斗の婚約者・桃子を演じている。
『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』シリーズなど話題作の出演が続き、今年、アクション女優として大きく飛躍した武田は「本作は、虎牙さんがアメリカ進出前に日本で撮る最後の作品になる、というお話をうかがい、ぜひ参加したいと思いました。出演俳優のみなさんがとにかく熱いです」と見どころを話し「虎牙さんのアメリカ行きは、私にも大きな刺激です。ハリウッド映画に出演する寸前まで行って、できなかった経験があり、すごく悔しい思いをしたので、来年はぜひ海外に行ってみたい」と、次の目標を力強く語った。
共演の亜紗美、入江崇史、オンリー吉川、ボブスズキ、斎藤洋介、森羅万象、稲葉凌一と、石川二郎監督も、この日、登壇。『女体銃 ガン・ウーマン』や『片腕マシンガール』などのカルト的人気作で存在感を示す亜紗美について、武田が「ここまで本気で当てられるアクション女優さんは、他にあまりいないのでは。2人でしかできないことをやろうというのが、今回のスタンスでした」と打ち明けると、それを聞いた斎藤が「みなさん、僕の顔ギリギリのところを殴ってきて、当たらないとわかっても音がビュンビュンで、怖くて、怖くて。なんでこんなことをやらなきゃいけないんだと、途中で意識がなくなった」と、撮影を振り返り、会場の笑いを誘っていた。(取材/岸田智)
映画『DRAGON BLACK』はシネ・リーブル池袋にて公開