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二宮和也、ラグビー五郎丸にジェラシー

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吉永小百合&山田洋次監督
吉永小百合&山田洋次監督

 二宮和也が21日、都内で行われた映画『母と暮せば』大ヒット御礼舞台あいさつに、吉永小百合山田洋次監督と共に出席。二宮は吉永をめぐり、ラグビーの五郎丸歩選手へのジェラシーをむき出しにした。

【写真】五郎丸選手、ビデオレターで登場!

 本作は、終戦後の長崎を舞台に、原爆で死んだ息子・浩二(二宮)と母親・伸子(吉永)の日々を、儚くも優しく描いた山田監督初のファンタジー作品。これまでの舞台あいさつでもラブラブな姿を見せている吉永と二宮は、この日も山田監督から「お二人とも雰囲気が似ていて、(劇中)長年同じ屋根の下で暮らしてきた二人なんだなという感じが最初から漂っていた。顔も似ていますね」と言われ、仲良く照れ笑い。

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 しかし、本作でのイベントはこれが最後とあり、吉永は「会ったその日から“私の息子”という思いなんですけど、可愛い和也さんと今日でお別れになってしまうという寂しさをしみじみと噛みしめています」としんみり。二宮も「身に余る光栄なことでございます。息子と言ってもらえて、いろんな経験をさせていただきました。これから会う機会はなくなっていくと思うので、寂しくなるのは一緒ですね」と胸中を語った。そんな中、客席から「隠し子!」と声が上がると、吉永が「実は……」と冗談で交わす一幕もあった。

 今月12日より公開され、40万人を超える動員数で大ヒットスタートを切った本作を祝い、舞台上ではこの日、黒柳徹子北斗晶からのコメント、ラグビー五郎丸選手からのビデオレターも紹介された。吉永と五郎丸選手は同じ早稲田大学出身で、吉永は毎年夏、同学ラグビー部に牛一頭を差し入れしているという。そんな縁もあり、五郎丸選手は「“ラグビーの母”としての吉永さんと接する機会があったことを嬉しく思っています」と感謝すると、「吉永さんは“日本の母”なんだな、という感じもしました」と本作の感想も明かす。それを受けて吉永は、「こんな人気者になってもチャラチャラしないで自分のことをしっかり持っている人で(変わっていないことが)うれしいです」とにっこり。吉永からこぼれる笑みを目の当たりにした二宮は五郎丸選手に嫉妬したのか、「“私の母”です!」と強調し、会場を沸かせた。(取材・文:鶴見菜美子)

映画『母と暮せば』は全国公開中

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