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松山ケンイチ&北川景子が和装で登場! 新宿末廣亭で大喜利を披露

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映画『の・ようなもの のようなもの』イベントに和装で登場した松山ケンイチ(左)と北川景子
映画『の・ようなもの のようなもの』イベントに和装で登場した松山ケンイチ(左)と北川景子

 俳優の松山ケンイチと女優の北川景子らが20日、都内で行われた映画『の・ようなもの のようなもの』イベントに出席。この日は2か所でイベントが行われ、新宿末廣亭では「”笑い納め”のようなものイベント」と題して大喜利を披露した。

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 新宿末廣亭には松山と北川のほかに伊藤克信杉山泰一監督も和装で登壇。主演でさえない落語家・志しん田を演じた松山は、高座から客席を見渡すと「作品に入っている最中は客席に見に来たりしていましたが、こちら側から見るととても広く見えますね。面白い事を言わなきゃいけない気がして、どんどん緊張してきて熱いです」と緊張気味にあいさつ。

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 初めて演じた落語家については「すごく不安でした」と振り返るも、演目のトレーニング中には「いいんじゃないですかそれで」とやや突き放された指導を受けていたそうで「それがすごく怖くて、自分次第なんだと実感して本当に練習しました。『今の良かったです』と言われていたら、ちょっと調子に乗っていたかもしれません。いい指導でした」と振り返った。

 ヒロインを演じた北川は、そんな松山について「本物の落語家さんみたいでした」と絶賛。10分近くある演目を長回しで撮ったシーンもあるそうで、「直前までわたしと世間話をしていたのに、いざ高座に上がられると憑依(ひょうい)したみたいで、たくさん練習されたんだなと思いました」と松山の熱意に舌を巻いていた。

 その後は映画のタイトルと作品のキーワードにかけた大喜利に挑戦。松山は「青春とかけて、エスプレッソのようなものととく。その心は、最後に苦みが残ります」、北川は「落語とかけて、おしゃれのようなものととく。その心は、どちらもセンスが必要です」と披露。さらに、新宿ピカデリーでプレミア試写会も行われ、こちらには野村宏伸大野貴保小林まさひろも参加した。

 同作は2011年12月に亡くなった森田芳光監督作『の・ようなもの』のその後を描く物語。落語修行中の青年が師匠に頼まれ、かつて一門に在籍していた落語家を捜し出そうと奔走する姿を描く。(取材・文:中村好伸)

映画『の・ようなもの のようなもの』は2016年1月16日より新宿ピカデリーほか全国公開

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