『ベイブ』俳優、発電所での抗議活動で逮捕

　映画『ベイブ』（1995）などの俳優ジェームズ・クロムウェルが、ニューヨーク州北部に建設中の発電所で抗議活動に参加し、逮捕されたと Times Herald-Record などが報じた。

ジェームズ・クロムウェル出演『ベイブ/都会へ行く』フォトギャラリー

　ジェームズは30人ほどを引き連れ、ワワヤンダにある工事現場の外で座り込み、「パワー・トゥ・ザ・ピープル！」と叫び続けたとのこと。入り口からどくよう州警察から指示をされてもどかなかったため、ジェームズと数人が逮捕されたそう。

　抗議者たちは、ワワヤンダに建設中の発電所が毒素を排出し、がんや喘息を引き起こすであろうほか、不動産価格も下落させると主張している。また、絶滅危惧種の動物にも影響を与えると言っている。

　ジェームズは動物愛護や環境保護に熱心なことで知られ、2013年にも動物虐待に対する抗議運動で逮捕されたことがある。（澤田理沙）