「ツインピークス」25年ぶり新作の映像が公開
日本でも人気を誇ったアメリカのテレビドラマ「ツイン・ピークス」25年ぶりの新作の海外版特報映像が公開された。
1990年から1991年まで放送され、映画にもなったドラマ「ツイン・ピークス」は、『イレイザーヘッド』『エレファント・マン』のデヴィッド・リンチ監督が手掛けた代表作の一つ。架空の田舎町ツイン・ピークスを舞台に、FBIのデイル・クーパー捜査官が、女学生殺害事件とその背後にある連続殺人の謎を追うミステリーだ。リンチ監督は新作でもメガホンを取り、オリジナル版でクーパー捜査官を演じたカイル・マクラクランも同役で出演する。
映像は、浮遊間漂うメインテーマをバックに、オリジナル版でホーク保安官補を演じたマイケル・ホースの「時に、場所そのものがキャラクターになる……」という語りで始まる。ロケ地の映像が音楽にあわせてゆっくりと映し出され、最後に「ようこそ、ツイン・ピークスへ」と書かれた看板の覆いがはずされるという内容となっている。本作は2017年に、前作から25年の時を経てアメリカで放送が開始される。(編集部・那須本康)