ボカロ曲実写『桜ノ雨』、猛特訓の合唱シーンが公開!
ボーカロイド楽曲として人気に火がつき、定番卒業ソングとなった「桜ノ雨」を映画化した『桜ノ雨』の公開日が来年3月5日に決定し、併せて、主演の山本舞香をはじめ総勢35名のキャストが2か月間に及ぶ特訓を重ね挑んだという合唱シーンが披露された。
本作は、歌声合成技術・応用ソフトウェア「VOCALOID(ボーカロイド)」と音声合成ソフト「初音ミク」を使用し、ニコニコ動画で発表された楽曲のメディアミックス企画として実写化。ボーカロイドのキャラから着想を得た、未来(ミク)や鈴、蓮などが高校生として登場する小説版を基に、合唱部を舞台にした学園生活が四季を通して描かれる。
公開された特報映像では、「『桜ノ雨』歌おうよ」という未来(山本)の呼びかけと共に、総勢35名のキャストが2か月間に及ぶ特訓を重ね挑んだという合唱シーンがスタート。笑顔で力強く歌う生徒もいれば、未来は感極まったような表情を浮かべている。
未来役で映画初主演を果たした山本は、「初主演が『桜ノ雨』という親しみのある作品で良かったと思います」と喜びをかみしめ、「合唱ってすごいなと思っていただけると嬉しいです。私も初めて歌のソロに挑戦しました! 未来という役を通して観てくださるみなさんに何かを伝えられたらいいな」と自信をにじませている。未来が思いを寄せるハル役は、NHK連続テレビ小説「マッサン」の浅香航大が務める。そのほか、蓮役には『魔女の宅急便』の広田亮平、瑠華役にはCanCam専属モデルの久松郁実など旬な若手俳優たちが集まっている。(編集部・高橋典子)
映画『桜ノ雨』は2016年3月5日に公開