広末涼子、一青窈のぽっこりおなかを“胃下垂”と勘違い
女優の広末涼子が6日、都内で行われた映画『はなちゃんのみそ汁』全国公開直前イベントに歌手の一青窈と共に出席。一青の妊娠で膨らんだおなかを“胃下垂”と勘違いしていたことを明かして笑いをさらった。
昨年11月に第一子を出産して新米ママとなり、「妊婦の時代に撮影期間を迎え、公開と共に出産という形で非常にめでたい幕開けとなりました」と新年の喜びを語る一青。初詣でおみくじも引いたそうで、「子供の分は大吉が出たので、2016年は子供にとってハッピーな年になればいいなと思っています」と母の顔ものぞかせる。
そんな一青は広末と姉妹役で共演しており、「お姉さん役にしては(広末とは)遠い顔をしているのにいいのかなと不安でした」と笑いを誘いつつ、「人が笑う顔にこんなにたくさんの表情があることを学びました」と広末の笑顔が役者として勉強になったことを打ち明けて満足気。広末も、「お友達みたいに現場でお話ししていたので、リラックスしてお芝居できました」と感謝の言葉を贈る。
一方で、一青から子供に関する質問をされることが多く、「結婚とか出産とかも考えていらっしゃるんだろうなと思ったけど、初共演で初対面だったのであんまりツッコんじゃいけないかなと思っていた」と語る広末。この時点で一青は、結婚・妊娠については発表しておらず、広末は「すごく細いのに、ちょこっとおなかがポッコリしているから胃下垂なんだなぁと思っていたら、そんなわけはなかった」とぶっちゃけ、会場を爆笑の渦に包んだ。
実話から生まれた同名エッセイが原作の本作は、ガンに侵された母・千恵(広末)が33歳の若さで逝去するまでの日々、娘・はな(赤松えみな)にみそ汁作りを通して愛情と生きる強さを伝える姿を描いた感動作。
この日、一青が本作のために書き下ろした主題歌「満点星」をキャストと観客が一体となって合唱。「命に向き合うヘビーな部分」にプレッシャーを感じながら演じたという広末の胸にはいろいろな思いがこみ上げてきたようで、あふれる涙を何度もぬぐっていた。(取材・文:鶴見菜美子)
映画『はなちゃんのみそ汁』はテアトル新宿&福岡県内先行公開中、1月9日より全国拡大公開