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『ラピュタ』『魔女の宅急便』金曜ロードで放送!鈴木Pが“バルス祭り”現象に言及

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『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』
『天空の城ラピュタ』『魔女の宅急便』 - (c) 1986 二馬力・G / (c) 1989 角野栄子・二馬力・GN

 宮崎駿監督の名作、今年公開30周年を迎える『天空の城ラピュタ』と、少女の成長物語を描いた『魔女の宅急便』の2作品が2週間連続で、日本テレビ系の「金曜ロードSHOW!」にてノーカット放送されることが明らかになった。それに伴い、テレビ放送のたびに“バルス祭り”と呼ばれる現象がSNSで起こることについて鈴木敏夫プロデューサーからコメントが寄せられた。

 「2週連続 冬もジブリ」と題して、初回となる1月15日に『天空の城ラピュタ』、翌週22日に『魔女の宅急便』が放送される。スタジオジブリ作品の放送ではおなじみになった、作品をより楽しめるシーンガイドなどが実施されるのはもちろんのこと、『ラピュタ』がテレビ放送されるたびに、SNSを埋め尽くす滅びの言葉「バルス」が何時何分何秒に登場するのかを予想する事前企画も行われる。

 なお、その滅びの言葉で埋め尽くされる“バルス祭り”と呼ばれる現象がSNSで盛り上がりを見せていることについて鈴木プロデューサーは、「僕は好きですよ。僕、お祭り好きなんで(笑)でも、このことをたぶん知らないのは、たった1人世の中にいますね。このバルスがね、これだけ世間で評判になっているのを知らないのは……誰であろう、宮崎駿ですよね(笑)。僕も本人に言ってないし、周りの人たちもね……僕、言わないようにしているんです」と裏話をさらりと明かしつつ、「僕は自分では(バルスを)つぶやくことはしないけれど、一度、ニコニコかな? そういう生放送で、立ち会ったことがあるんですよ。そうすると、ああいうときは一種、ある興奮が生まれますよね、それはすごく、僕も楽しいです」と語った。

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 また、今回の放送でジブリ作品に出会う子供たちに向けて、「大人向きの言い方になってしまうかもしれないけど、やっぱり世の中って現実だけじゃない、理想とか夢とかってあるわけで、現実以外の何かがあるんだってことを(子供たちに)知ってもらえればと思います。現実原則ばっかにしばられたら、人間ってつまらないと思うんですよ」とコメント。「そうすると、宮崎駿っていう人はね……もう少し現実に縛られてほしいんですけれど(笑)」とちゃめっ気たっぷりに付け加えた。(編集部・石神恵美子)

「金曜ロードSHOW!」『天空の城ラピュタ』は1月15日(21時~23時34分)、『魔女の宅急便』は1月22日(21時~23時9分)、日本テレビ系にて放送

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