幼女に暴行し逮捕…テイラー・スウィフトの名曲のモデルになった男
テイラー・スウィフト(26)の名曲「ティアドロップス・オン・マイ・ギター」のモデルになったことで知られるアンドリュー・ハードウィック(27)が幼女の顔を殴って深刻なけがを負わせ、重度の児童虐待の容疑で逮捕された。The Tennessean が報じた。
元カレを題材にした曲を書き、そのリアルな感情が込められた歌詞が女性からの共感を呼んでいるテイラー。「ティアドロップス・オン・マイ・ギター」はテイラーのハイスクール時代の恋をつづった2006年の曲で、実際に「ドリュー(アンドリューの愛称)」という名前も出てくる。テイラーはアンドリューに惹かれていたが彼はそのことに気付かず、彼が恋する女の子のことを友人であるテイラーに話してくる……という切ない歌だ。曲がヒットした後、すでに疎遠になっていたアンドリューがテイラーの家を訪ねてきたという出来事もあったと、テイラーはかつて明かしていた。
アンドリューが逮捕されたのは現地時間2015年12月26日のこと。米テネシー州にあるハードウィック家に駆け付けた警察に抵抗したとして、妻のジョニ・ハードウィック(44)と家族のクリストファー・ハードウィック(34)も捕まった。ハードウィック家の3歳の女児はひどい打ち身と裂傷を含むけがを頭部に負っており、その深刻なけがと脳震とうの治療のためにヘリコプターで病院に搬送されたが命に別状はないという。警察はアンドリューの手が血で濡れていたのを確認している。
家には5歳の女児もおり、彼女もアンドリューに顔を殴られたと警察に語っているが、治療は必要なかったためすぐにハードウィック家に帰されたという。事件当日、アンドリューは午後4時から大量の酒を飲んでいたと家族が証言している。彼はすでに釈放されており、今回の件で2月10日に出廷することになっている。(朝倉健人)