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本木雅弘、8キロ減量!7年ぶり映画主演作クランクアップ

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クランクアップ、おめでとうございます!
クランクアップ、おめでとうございます! - (C) 2016「永い言い訳」製作委員会

 俳優の本木雅弘が『おくりびと』以来7年ぶりに、映画主演を務める新作『永い言い訳』が、9か月に及ぶ撮影を経て、クランクアップを迎えた。本木は「季節をまたいでの撮影で、間があく時もありましたが、頭に心に監督のこと、役のこと、物語のことをいつも抱えていた1年でした」と撮影を振り返り、役作りを通して8キロ痩せたことも明かした。

 本作は『ゆれる』などで知られる西川美和監督が第153回直木賞候補作となった自著を映画化する作品で、幸夫(本木)が夏子(深津絵里)をバス事故で亡くしてからの1年間を描く感動作。2015年3月30日にクランクインし、去る12月27日にメインキャストが集結し、物語上非常に重要なラストシーンを撮り終えてのクランクアップとなった。

 本木は「監督は、時に鋭く、そして愛ある豊富な言葉を使って、幸夫を、僕自身を、監督のいう『かすかな幸福感』へと導いてくれた気がします」と述懐し、「夏編が終わった後に監督から、『最後の冬編では、毒が抜け、新たに立て直す場所に立つ、更地の少年のような幸夫を見せてほしい』と言われまして、8キロほど痩せました」と衝撃の告白も。「同時に気持ちもどこか軽く自由になって、ようやく幸夫と同化できたような気になりました。って遅いかあー、、、」とちゃめっ気たっぷりに付け加えつつ、「完成の暁には、この『お作品』を通じて『ささやかな共感』が世に拡がることを願っています」と本作をアピールした。
 
 『おくりびと』で第32回日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した本木。昨年は『日本のいちばん長い日』で昭和天皇役、『天空の蜂』で原子力機器の設計士役を務めるなど、確かな演技力で高い評価を得ているだけあって、本作での演技にも期待が高まる。(編集部・石神恵美子)

映画『永い言い訳』は2016年秋全国公開

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