ブラピ主演『ワールド・ウォーZ』続編、監督が降板
ブラッド・ピット主演、マックス・ブルックスのベストセラーを映画化したゾンビスリラー映画『ワールド・ウォー Z』の続編を手がけることになっていたフアン・アントニオ・バヨナ監督が、降板することになったとDeadline.comが伝えた。
【写真】フアン・アントニオ・バヨナ監督作『インポッシブル』ギャラリー
『永遠のこどもたち』や『インポッシブル』などで知られるバヨナ監督は、第一作目でメガホンを取ったマーク・フォースター監督から引き継いで、続編を手がける予定だったが、スケジュールの都合で、降板することになったとのこと。
ブラッド・ピットの続投は決定しており、予定されていた2017年6月9日の公開初日に変更はなく、製作スタジオのパラマウントは、急ピッチで後任探しに乗り出しているところだ。
バヨナ監督は、一時期、『ジュラシック・ワールド』の続編の監督候補に名前が挙がったが、『ワールド・ウォー Z』続編のスケジュールとかち合うため、可能性はないだろうと伝えられて来た。今作の降板を受けて、『ジュラシック・ワールド』続編の有力候補に再度名前が挙がるのではとも考えられている。
バヨナ監督は、2016年10月に全米公開予定、フェリシティ・ジョーンズ、リアム・ニーソン出演の『ア・モンスター・コールズ(原題)/ A Monster Calls』の撮影が終わったばかり。(鯨岡孝子)