綾野剛、日本一ワルな警察官に!白石和彌監督『日本で一番悪い奴ら』新ビジュアル
日本警察史上最大の不祥事と呼ばれる「稲葉事件」をモチーフにした映画『日本で一番悪い奴ら』の新ビジュアルが公開され、主演を務める綾野剛が“日本一ワルな警察官”にふんした姿が公開された。
2002年7月に北海道警察の生活安全特別捜査隊班長・稲葉圭昭警部が、覚せい剤取締法違反と銃砲刀剣類所持等取締法違反で逮捕、有罪判決を受け、その公判で北海道警察によるやらせ捜査や銃刀法違反偽証などの不祥事が表沙汰になり、北海道警裏金事件発覚のきっかけにもなった「稲葉事件」を基にした本作。「黒い警部」という異名を持つ実在の男性をモデルにした北海道警察の刑事・諸星(綾野)が逮捕されるまでの26年間を『凶悪』で国内の映画賞を総なめにした白石和彌監督が活写する。
オファーから3日で出演を快諾し、クランクインからクランクアップまで体重を10キロ増減させ、柔道練習にも取り組んで役づくりに励んだという綾野。新ビジュアルでは、赤いバックに敷き詰められた拳銃と、ヒゲを生やして警官の制服に身を包んだ綾野が手錠を掴む姿が写し出されている。その鋭い目線は、劇中で一体何に向けられるのか……。“最強”タッグが紡ぎ出す“最狂”な物語に期待が膨らむ。(編集部・吉田唯)
映画『日本で一番悪い奴ら』は6月25日より全国公開