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「アウトランダー」原作者、新作を書き上げられない「ゲーム・オブ・スローンズ」作者に嫌味

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ダイアナ・ガバルドン
ダイアナ・ガバルドン - Ethan Miller / Getty Images

 テレビドラマ「アウトランダー」の原作「アウトランダー 時の旅人クレア」の作者ダイアナ・ガバルドンが、「ゲーム・オブ・スローンズ」の原作者ジョージ・R・R・マーティンに対し、嫌味なコメントをしたという。

 ダイアナは、第2シーズンのプロモーションのため、テレビ批評家協会のプレスツアーに参加。第2シーズンでは脚本も1エピソード執筆した彼女に、「シリーズ9巻目の執筆の妨げにならないか」と記者が質問。これに対しダイアナは、「いいえ、ジョージと違ってわたしはどこにいても、何をしていても執筆できます」と答えている。

 ジョージは、新刊「ザ・ウィンズ・オブ・ウィンター(原題) / The Winds of Winter」を締め切りまでに完成させられず、テレビドラマの方が先行してしまうことをブログで謝罪。完成させられなかった理由として、旅に出たり、ほかの仕事やブログを書いたり、年齢的なこともあって筆が進まなかったと釈明している。

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 「彼自身、旅をするのが好きだと言っており、旅先では書けないと言っています。それが彼のやり方なんです。みな、それぞれ執筆方法が違います。わたしがこのシリーズを書き始めたときは二つの仕事を掛け持ちし、3人の小さな子を育てていました」とダイアナは言っている。時間が無かったからこそ、一日の間にできる、わずかな時間や旅先でも書くようになったそうだ。

 ただ、「アウトランダー」シリーズの新作はいつになるのかとの問いには、「わたしが書き終わってから6週間後ぐらいかしら」とはっきりとした日付は答えず、いつでもどこでも書ける彼女でさえも編集者から催促されることを明かしている。(澤田理沙)

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