「魔法つかいプリキュア!」堀江由衣、変身願望を告白
人気声優の高橋李依と堀江由衣が27日、都内で行われた、2月より放送開始のテレビアニメ新シリーズ「魔法つかいプリキュア!」と『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』の合同会見にミュージカル女優の新妻聖子と共に出席。堀江は「プリキュアのように変身できる女の子は、子供の頃からのあこがれでした」と明かし、「声優になったら1回くらいは変身してみたいなと思っていたのでうれしい」と笑顔を見せた。
『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』は、テレビアニメシリーズの「魔法つかいプリキュア!」のキャラクターを中心に、総勢44人のプリキュアが活躍する劇場版第20弾。伝説の魔法つかいである主人公キュアミラクルとキュアマジカルの声を高橋と堀江が務めるほか、敵役として俳優の山本耕史と新妻聖子が参加。歌と魔法をテーマにした、にぎやかで華やかな世界が展開される。
プリキュアという歴史ある作品の主役を務めることについて、高橋は「決まったときはまさかという気持ちでしたが、ミラクルをいっぱい届けたい」と思いを語り、堀江に対しては「以前からご一緒させていただいていたのですが、心強い先輩として支えてくれています」と全幅の信頼を寄せている様子。堀江も「彼女はすごくしっかりしていて、いつも元気で前向きだし、安心しています。とにかくわたしは何があってもミラクルを支えたいし、ついてもいきたい」と語っていた。
また、本作で魔女役に挑んだ新妻は「わたしの初舞台『レ・ミゼラブル』のときは山本耕史さんが相手役で。そのときは大先輩と後輩という関係でしたが、今回は手下ということで、思う存分魔女として従えたいと思います」とちゃめっ気たっぷりに付け加えて、会場を沸かせた。
プリキュア初のミュージカルとなる本作は、テレビシリーズ「ドラゴンボールZ」などのアニメ主題歌を手掛けていることでも知られる作詞家の森雪之丞が、ミュージカルプロデュースを務めている。以前に森と仕事をしたことがあるという新妻は、「雪之丞さんが書いた歌詞がシンプルで美しくて。声に出すと声が乗る感じ。デモテープを聴いた時点でうるっときたんです。歌の力ってすごいなと思いました」と絶賛していた。(取材・文:壬生智裕)
『映画プリキュアオールスターズ みんなで歌う♪奇跡の魔法!』は3月19日より全国公開