「ニンニンジャー」最終話を控え、西川俊介らが涙で“6人”の1年を振り返る
人気戦隊がタッグを組んだ映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』の大ヒット御礼舞台あいさつが2日、都内で行われ、今週最終話を迎えるニンニンジャーのメンバーは1年間の活動を振り返ってそれぞれの思いを明かし、その目に涙を浮かべた。
西川俊介、松本岳、中村嘉惟人、矢野優花、山谷花純の「手裏剣戦隊ニンニンジャー」のメンバー(多和田秀弥は欠席)に加え、今月14日よりスタートするスーパー戦隊シリーズ最新作「動物戦隊ジュウオウジャー」の中尾暢樹、柳美稀、南羽翔平、渡邉剣、立石晴香も出席して行われた本イベント。「ニンニンジャー」は今週末に最終話を迎えるとあって、西川らは終始感慨深げだった。
イベント終盤、「1年間ありがとうございました。6人で作品を作ってこられたこと、みなさんに感謝しています」と西川が改めて客席に感謝の気持ちを述べると、山谷らは思わず涙。松本も「仲間を作る方法はただ一つ。つらいことや楽しいことを一緒に経験すること。この1年、6人でいろんなことを経験できたことを本当に幸せだと思います。一生付き合っていく仲間だと思います」としみじみ。中村もメンバーを見回し「この6人でよかった」と笑顔を見せた。
矢野は、「完璧でない未熟なわたしたちですが、わからないなりに6人で青春を捧げて頑張ってきました。ヒーローになれてよかった」と目に涙を溜めてコメント。山谷は「始まったときに絶対この6人がばらばらにならない(ように)と決めて頑張ってきました。1日中一緒にいたりすると腹が立つこともあったけど、そういう部分も含めて好きだな、大切だなと思える6人でした。わたしにとって、初めてできた仲間だからこそ、撮影が終わっても一緒に成長していきたい。別々の道を歩むわたしたちを温かい目で見守ってください」とスピーチ。その後は大粒の涙を零した。
また、西川はジュウオウジャーのメンバーへ「ヒーローはかっこいいもの。街の中にいてもヒーローの自覚を持って過ごして欲しいです」とメッセージを送った。新シリーズでレッドを務める中尾は「僕たちはまだ始まったばかり。先輩のアドバイスを胸に1年間頑張っていきたい」と意気込んだ。(取材・文:名鹿祥史)
映画『手裏剣戦隊ニンニンジャーVSトッキュウジャー THE MOVIE 忍者・イン・ワンダーランド』は全国公開中