『モンスターズ・インク』『ベイマックス』脚本家ダニエル・ガーソンさん死去 49歳
映画『モンスターズ・インク』『ベイマックス』などの脚本家ダニエル・ガーソンさんが現地時間6日、脳腫瘍のためアメリカ、ロサンゼルスの自宅で死去した。49歳。ガーソンさんの家族が The New York Times の死亡記事を通じて発表した。
ニューヨーク生まれのガーソンさんは、コメディードラマの脚本家としてテレビ業界でキャリアをスタートさせた後、映画界に転身。アンドリュー・スタントンと共同名義でディズニー/ピクサーの『モンスターズ・インク』(2001)を手掛けた後、ロバート・L・ベアードと共に、『チキン・リトル』(2005)、『モンスターズ・ユニバーシティ』(2013)、『ベイマックス』(2014)などの脚本を執筆した。
脚本だけでなく、『モンスターズ・インク』のスミティとニードルマンや『ベイマックス』の警官といった端役の声も担当。The Hollywood Reporter によると、そのほか、『オープン・シーズン』『カールじいさんの空飛ぶ家』『インサイド・ヘッド』など、数多くの名作アニメの制作にも携わっていたという。(編集部・入倉功一)