マーベルのベストカップルは?美女と野獣カップルから格差カップルまで
マーベルの映画シリーズが共有する世界「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」には、たくさんの名カップルが存在している。本日バレンタインにちなみ、その名カップルをご紹介!
■キャプテン・アメリカ&ペギー・カーター(スティーブ&ペギー)
ひ弱な青年スティーブ(クリス・エヴァンス)は、驚異の身体能力を備えたボディーに変身するべく参加した極秘実験「スーパーソルジャー計画」で、ペギー(ヘイリー・アトウェル)に出会う。惹かれあっていた2人はダンスの約束をするが、世界を救うために死闘を繰り広げたスティーブことキャプテン・アメリカはミッション中に氷漬けになったまま発見されず、離れ離れになってしまう……。現代になって当時の若さのままで目を覚ました彼は、ヒーローチームのアベンジャーズ入りを果たす。その後、回想シーンに度々登場するなど、スティーブにとって大切な存在のペギー。マーベル史上、最もせつないカップルとの声も多い。ペギーはドラマシリーズ「エージェント・カーター」(デジタル配信中、2月17日よりブルーレイ&DVDで発売)で、華麗なアクションと大胆さでミッションに挑む敏腕エージェントとして活躍。
■ハルク&ブラック・ウィドウ(ブルース&ナターシャ)
絵にかいたような「美女と野獣」カップルといえば、アベンジャーズのメンバーであるハルク(マーク・ラファロ)とブラック・ウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)。神であるソー(クリス・ヘムズワース)に匹敵するパワーを誇る一方、制御が効かず、仲間にとって危険な存在にもなり得るハルク。本来は温厚な人物である天才科学者ブルース・バナーは、そんな自分の力を恐れて身を隠していたが、『アベンジャーズ』(2012)でブラック・ウィドウの勧誘によりアベンジャーズに参加した。暴走したハルクをブラック・ウィドウがなだめるのがアベンジャーズの定番。つらい過去を持つ者同士惹かれあうも、積極的にアピールするナターシャに対し、なかなか踏み込めない奥手なブルース。2人の今後の展開にも期待したい。
■アントマン&ワスプ(スコット&ホープ)
娘のために成り行きでアントマン(ポール・ラッド)になったスコットと、両親のためにアントマンになろうと努力をしてきたホープ(エヴァンジェリン・リリー)。最初は嫉妬もあってか、ホープが敵意を持っているものの、スコットのフィジカル面でのトレーナーとなったことで次第に打ち解けていく。スコットのおかげで、ホープと実父・ピム博士(マイケル・ダグラス)との絆も改善。バツイチ子持ち、無職中年のスコットに対し、格闘技の天才にして一流企業に勤めるデキる女、ホープと格差も激しい2人。ラストの唐突なキスシーンは、ピム博士でなくともびっくりするぐらいの急接近っぷりだ。続編は『アントマン・アンド・ザ・ワスプ(原題) / Ant-Man and the Wasp』というタイトルのもと、ホープがワスプという名のヒーローとして、アントマンと一緒に活躍する。2018年7月6日に全米公開予定。
■スター・ロード&ガモーラ(ピーター&ガモーラ)
最初は敵として出会う、楽観的なトレジャーハンターのスター・ロード(クリス・プラット)と、クールビューティーな暗殺者ガモーラ(ゾーイ・サルダナ)。アライグマのロケット、木人のグルートらと冒険するうちに仲間ぐるみで絆を深めるが、宇宙にはじき出されたガモーラをピーターが命がけで助けたころから、2人の距離も接近……? いい雰囲気になってもなかなか関係は進展せず、マーベルきっての天然なカップル!? 続編『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーVol.2(原題) / Guardians of the Galaxy Vol. 2』(2017年5月5日全米公開予定)ではオリジナルキャラクターを深く描くと前作に引き続きメガホンを取るジェームズ・ガン監督が名言しており、2人は互いの気持ちに気づくのだろうか……?
今後も拡大されていく「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」で、さらなるカップル誕生にも注目したいところだ。(編集部・石神恵美子)