宮野真守、中村悠一ら「声優界の四銃士」に!
4月より放送される海外ドラマ「マスケティアーズ パリの四銃士」(NHK総合)の試写会が2日、都内で行われ、吹き替えを担当する声優の宮野真守(ダルタニアン)、福田賢二(アトス)、中村悠一(アラミス)、三宅健太(ポルトス)が「声優界の四銃士」を高らかに宣言した。
本作は、イギリスのBBCで放送されるや大ヒットを記録し、世界180を超える国と地域で放送された人気シリーズ。アレクサンドル・デュマの「三銃士」をもとに、アトス、アラミス、ポルトス、そしてダルタニアンら誇り高き男たちが正義のために戦う歴史アドベンチャーだ。制作統括を務めるNHKの深野淳子氏から、「声優界の四銃士です!」と紹介された4人は、その言葉がすっかりツボに入ったよう。宮野、福田、三宅が「声優界の四銃士、○○です」とあいさつし、笑いを誘う中、中村はどこか抵抗がある様子で「声優界の四……」と言いよどむ。そんな中村の様子を見た宮野がすかさず「いいんですよ。言いづらかったら」とフォローを入れて、会場を笑いに包んだ。
共演が多いという4人は、会見中も和気あいあい。三宅は「どちらかというと、アニメで共演することの多い4人なので、海外ドラマは照れくさかったですね。それぞれに共演はしていたけど、レギュラーで会うのは初めてだったので。特に1話目のアフレコはいい意味でも悪い意味でも力が入りました。普段よくしゃべるので、恥ずかしいところを見せたくないなと思って。でもテイクを重ねていくうちにいつもの雰囲気になっていきましたけどね」と現場の様子を明かした。
また、中村は本作の見どころの一つを「豪華なゲスト声優」と紹介。「吹き替えファンなら、大歓喜じゃないかと思います。収録を終える前に、次の回の台本をいただくのですが、ゲストのキャストのところを見て、すごいところにいくなと。そういう方とお芝居をする機会は少ないので、毎回楽しみです」と笑顔。宮野も「すごいゲストが来ると、僕は緊張してしまうのですが、(リシュリー枢機卿役の)大塚芳忠さんがポロッと何かを話して笑わせてくれて。現場を和ませてくれるんです。いい雰囲気で、とても楽しい現場です」と充実した表情を見せた。(取材・文:壬生智裕)
テレビドラマ「マスケティアーズ パリの四銃士」は4月3日23時よりNHK総合にて放送開始