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サム・ライミ、新作は『第3次世界大戦』 日米が宇宙戦争?

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サム・ライミ監督
サム・ライミ監督 - Samir Hussein / Getty Images

 『死霊のはらわた』や『スパイダーマン』シリーズで知られるサム・ライミ監督が、第3次世界大戦を予測するベストセラー「100年予測」を基にした『ワールド・ウォー・3(原題) / World War 3』(日本語訳:第3次世界大戦)を新たに手掛けることが明らかになった。ColliderやDeadline.comなど複数のメディアが報じている。

【写真】サム・ライミ監督のセンスが爆発している『スパイダーマン2』

 同作は、『フューリー』などのプロデューサーであるビル・ブロックが立ち上げた製作会社 Bill Block Media が、米ワーナー・ブラザースと2年間のファーストルック契約(スタジオが企画開発費用を支援する代わりに、優先的にプロデューサーや監督の企画を製作・配給できるというもの)を結んだ際に、発表された企画とのこと。

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 「100年予測」は、「影のCIA」とも称される米情報コンサルタント会社ストラトフォーの創設者であるジョージ・フリードマン氏が執筆。米政府や企業に情報を売る会社のトップの立場から見た世界情勢が見られることや、2009年に刊行されながら2014年に起こったクリミア危機などを的中させたことでも話題となった。同書の中では、2050年ごろに勢力を増した日本、トルコ、ポーランドがアメリカと対峙(たいじ)し、世界戦争に突入。また戦争は宇宙を舞台に起こると書かれている。

 本書のどこが抜き出されるかについてはまだ明らかにされていないが、タイトルが『World War 3』となっていることから、映画では世界戦争を中心に描かれる可能性は高い。ライミ監督は、どのような世界の未来を描くのか。(編集部・井本早紀)

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