黒木瞳初監督作『嫌な女』に中村蒼、古川雄大、佐々木希、田中麗奈、ラサール石井らが出演
女優の黒木瞳の映画監督デビュー作で、吉田羊と木村佳乃がW主演を務める映画『嫌な女』に、中村蒼、古川雄大、佐々木希、袴田吉彦、田中麗奈、織本順吉、寺田農、ラサール石井、永島暎子が出演することが発表され、9人のビジュアルが公開された。
黒木が自らプロデューサーに「映画を撮りたい」と打診してメガホンを取った本作は、桂望実の同名ベストセラー小説を原作とするヒューマンドラマ。仕事も結婚生活もうまくいかず、心に空白と孤独を抱えた弁護士の石田徹子(吉田)と、徹子の同い年のいとこで男をその気にさせる才能を持った詐欺師・小谷夏子(木村)という対照的な二人の人生の交錯をコミカルかつ情感豊かに描き出す。
徹子が勤務する法律事務所で働く面々を、中村(天真爛漫な後輩弁護士・磯崎賢)、ラサール(法律事務所の所長・萩原道哉)、永島(法律事務所で事務を担当し、徹子の一番の理解者である大宅みゆき)が演じる。そして、夏子の詐欺事件に関与する太田俊輔役を古川、その婚約者、神谷真里菜役を佐々木が務め、佐々木は劇中でウェディングドレス姿も披露している。さらに、寺田(入院中の夏子の内縁の夫・敬一郎)、織本(敬一郎の隣床の入院患者・近藤)、袴田(夏子を財産目当てと疑う敬一郎の息子・敬介)、田中(敬介の妻)と実力派俳優が顔をそろえた。
また、併せて公開されたポスタービジュアルでは、ひまわり畑を背景に無表情の吉田とほがらかな笑みを浮かべる木村が役柄同様に対照的に写され、中心に描かれた「女の本音、教えます。」の文字が印象的な仕上がりとなっている。(編集部・小山美咲)
映画『嫌な女』は6月25日より全国公開