ファスベンダー主演『マクベス』5月公開!狂気的な夫婦の愛と映像美
マイケル・ファスベンダーとマリオン・コティヤールというハリウッド界屈指の演技派である2人がタッグを組み、シェイクスピアの四大悲劇の一つに挑んだ新作映画『マクベス』が、5月13日より日本公開されることが明らかになった。併せて予告編も公開され、圧倒的な映像美の中で、マイケルとマリオンが儚くも美しく、狂気的な夫婦の愛を体現している姿が披露された。
世界中、そして日本でも数々のクリエイターに多大な影響を与え、黒澤明、手塚治虫、蜷川幸雄らも翻案作品を発表してきた、シェイクスピアの至高の名作をよみがえらせた本作。王座をめぐり野心に取り憑かれた将軍・マクベスを『スティーブ・ジョブズ』(2015)でアカデミー賞主演男優賞にノミネートされ、その卓越した演技力で注目を浴びているマイケル、その妻のレディ・マクベスを『エディット・ピアフ~愛の讃歌~』で第80回アカデミー賞主演女優賞に輝いたマリオンが演じている。
オーストラリア出身の気鋭ジャスティン・カーゼル監督のもとに、第83回アカデミー賞で多くの賞を獲得した『英国王のスピーチ』のスタッフが集結し完成させた、21世紀の『マクベス』がシェイクスピア没後400年のメモリアルイヤーとなる本年に満を持して日本公開される。中世スコットランドを舞台に、野心と欲望に苛まれながら次第に狂気に満ちていくマクベス夫婦の姿は、何世紀もの時を超えて現代人の心を激しく揺さぶる作品に仕上がっている。(編集部・石神恵美子)
映画『マクベス』は5月13日よりTOHO シネマズシャンテほか全国公開