山本美月、色黒ギャル風女子高生に変身!Hey! Say! JUMP伊野尾慧と「ピーチガール」実写化
テレビアニメ化もされた人気少女コミック「ピーチガール」が、女優の山本美月と Hey! Say! JUMP 伊野尾慧のダブル主演で実写映画化されることが明らかになった。見た目はギャル風だが内面はピュアな女子高生・ももを演じる山本は、色黒の設定に「ビックリしました」と笑いつつ、「原作のようなとっても純粋で可愛らしいももちゃんを演じていけるように頑張りたいと思います」と意気込んでいる。
原作は、1997年から2004年にかけて「別冊フレンド」(講談社)で連載された上田美和の少女漫画。元水泳部で、日焼けした肌と塩素で傷んだ赤髪という外見のため、周囲から「遊んでいる」と見られてしまうもも(山本)と、彼女が中学時代から思い続ける男子・とーじ、そんな一途なももに興味を持つ学校一のモテ男・カイリ(伊野尾)、さらに、もものお気に入りを何でもほしがる小悪魔系女子・沙絵が織り成す恋愛模様を描く。
山本は、「以前から少女マンガ原作の作品に、また関わりたいと思っていたので、しかも今回主人公を演じさせていただくという夢が叶って本当に嬉しいです!」とコメント。全くタイプの違う男子の間で揺れ動く役どころに「原作ファンの方も、原作を読まれていない方にも楽しんでもらえるように、皆さんで力を合わせて、キュンキュン、キラキラの映画にしていきたいです!」と展望を明かしている。
一方、映画初出演で主演の座を射止めた伊野尾は、「自分が映画に出演させていただく日がこんなに早く訪れるとは思っていなかったのでとても驚きました。初めての映画、しかも主演という事で、不安もありますがそれ以上に嬉しさや楽しみな気持ちが強かったです」と歓喜。「見ている方々をドキドキさせて、カイリを好きになって貰える様に頑張ります!」と気合十分だ。
また、原作者の上田は、映画化決定に「最近少女漫画の映像化ラッシュですが、自分の作品にスポットが当たるとは思っていませんでした」と驚いた様子。内容は現代風にリメイクされるものの、「ももの色黒の設定は残したまま」だといい、「山本美月さんがどんなイメチェンを遂げるかも大注目です」と期待をかけている。メガホンを取るのは、大根仁監督のもとで『モテキ』『バクマン。』のチーフ助監督を務めた実力派・神徳幸治監督。(編集部・入倉功一)
映画『ピーチガール』は2017年全国公開予定