伝説のドラマ「ROOTS/ルーツ」リメイク版、日本放送決定!
アメリカで大ヒットした伝説のドラマ「ROOTS/ルーツ」を、新たなキャスト&内容でリメイクした作品が2016年夏にCS放送ヒストリーチャンネルで放送されることが明らかになった。
オリジナル版は、作家アレックス・ヘイリーが1976年に自らの家系をつづり、ピューリッツァー賞を受賞した自伝的長編小説を基に、西アフリカのガンビアで生まれた黒人少年クンタ・キンテを始祖とする親子3代の黒人奴隷の物語を描いた作品。
1977年にアメリカで放送され、1億3千万人が視聴するなどアメリカで人気を博した。エミー賞では9部門、ゴールデン・グローブ賞では最優秀テレビシリーズ賞を受賞。また、アメリカでの大ヒットを受け、日本でも同年に放送されると、高視聴率を記録し、「ルーツ」「クンタ・キンテ」などは流行語となり、社会現象ともなった。
そして今回、作家アレックスの長編小説出版から40年を記念し、リメイク版の製作&放送が決定。新作の主人公クンタ・キンテ役にはテレビシリーズなどで活躍するマラカイ・カービーが抜てきされており、その脇を固めるのはフォレスト・ウィテカー(『ラストキング・オブ・スコットランド』)、ローレンス・フィッシュバーン(『マトリックス』シリーズ)、ジョナサン・リース=マイヤーズ(『マッチポイント』)、アンナ・パキン(『X-MEN:フューチャー&パスト』)といった豪華な面々。さらに、オリジナル版でクンタ・キンテを演じたレヴァー・バートンが、本作では共同製作総指揮を務めている。アメリカで5月30日のメモリアルデーから各話2時間4夜連続で放送される本作。日本での放送が待ち遠しくなるばかりだ。(編集部・石神恵美子)