嵐・大野が「性格難あり」社長に!会見では波瑠の多忙気遣う
嵐・大野智が、34歳にして恋を知らぬ「性格難あり」のイケメン社長を演じ、ラブコメに初挑戦する新ドラマ「世界一難しい恋」(日本テレビ系)の完成披露試写会が4日、ロケ地の横浜で行われ、主演の大野のほか、ヒロイン役の波瑠、小池栄子、小瀧望(ジャニーズWEST)、清水富美加、北村一輝が出席。撮影を振り返って見どころを語りあったほか、大野がNHK連続テレビ小説「あさが来た」で大忙しだった波瑠のことを気遣う一場面もあった。
作品の見どころを聞かれた大野は「日テレの連ドラは、前回(ドラマ「怪物くん」)は人間じゃなかったんですが、今度は人間です。今回すごく(画面に)出てるんですよ。出方がすごい。休憩とかほとんどなくて衣装替えも、100回以上やっているんです。何回衣装替えしたかドラマの打ち上げの時に発表しようと思って、ずっと数えてるんです。だから見どころはぼくの衣装かな。あと、ぼく以外の皆さんの恋のストーリーも生まれたら、休む時間ができるからいいかなと思います」と脱力系の大野節で撮影を振り返って、共演者の笑いを誘う。また、撮影現場で「明日休みだ……」と一人つぶやく波瑠を目撃して「すごく忙しいんだろうな」と思ったことを大野が明かすと、波瑠は「お気遣いありがとうございます」と答えていた。
大野について、波瑠が「(大野演じる)鮫島社長の一生懸命さが可愛らしくて、彼の恋を応援したくなりますね」と話すと、小池も「大野くんのコメディー俳優としてのポテンシャルがハンパなくて、愛らしさや滑稽さに吹き出したり、思わぬところでウルっときたり。いつもキュンキュンして、すでに母親心が芽生えてます。大野くんにはもっとコメディーをやってほしいし天才だと思う」と大絶賛。さらに北村は「変わり者の鮫島社長のキャラクターが面白すぎて大好きなんだけど、実際の大野くんとあんまり差はないんじゃないかな。そこを照らし合わせて観ると面白いと思います」と大野ファンの心理をくすぐる発言で、会場に詰めかけたギャラリーを沸かせていた。
大野演じる「鮫島ホテルズ」の若社長・鮫島零治は、一流経営者として業績を伸ばすスゴ腕だが、他人に厳しく自分に甘々の独裁者として従業員から恐れられている。ルックスに惹かれて近づく女性たちも彼の傲慢な性格を知ると速攻で逃げていき、女性を喜ばす心遣いのない「恋愛弱者」としてライバルホテルのモテ社長・和田英雄(北村)からバカにされていた。そんな彼の前に中途入社で柴山美咲(波瑠)が現れたことから、零治の初めての恋心が動き出していく……。(取材/岸田智)
ドラマ「世界一難しい恋」は日本テレビ系にて4月13日(水)22時00分スタート(初回は10分拡大)