ネットいじめで自殺した友人のアカウントが襲う新感覚ホラー 全編パソコン画面上で展開
全米公開されるやいなや全編がパソコンの画面上で展開されるという斬新な設定と、圧倒的なスリルが話題を呼んだ“SNSホラー”映画『アンフレンデッド』の日本公開が発表された。
低予算ながら全米でスマッシュヒットを飛ばした本作は、オンラインのチャットルームの仲良しグループがネットいじめで自殺した友人のアカウントによって襲われるという新感覚ホラー。Facebook、Twitter、Instagram、LINE、Skype……。オンライン上には様々なSNSが生み出され、そこには個人が存在し、見知らぬ誰かと知り合っている。しかしSNSは便利な反面、時として人を傷つける凶器にもなりえてしまう。そしてその犠牲になった者は怨念によって復活し、SNSの世界に戻ってくる……。
恥ずかしい動画がアップされ、それを苦に自殺してしまったローラ・バーンズ。1年の時が経過し、ローラの幼馴染みと友人達はSkypeに集って他愛もない会話を楽しんでいたが、見知らぬアカウントが彼らのチャットルーム内に存在することに気付く。そしてそのアカウントは死んだはずのローラとして、かつての友人達にチャットで語りかけ始める。最初は誰もが悪質ないたずらだと思っていたが、やがてローラの死にまつわる隠された嘘がチャットルームで徐々に暴露されていき、秘密がひとつ明かされる度に一人、また一人と謎の死を遂げていく……。
『インシディアス』『パラノーマル・アクティビティ』など数多くのホラー映画を手掛けてきたジェイソン・ブラムが製作を担当した本作は、現代的で全く新しいストーリーラインを観客に突きつけ、SNSという現代人に欠かせないツールの中で巻き起こる恐怖の連続に誰もが戦慄する。(編集部・海江田宗)
映画『アンフレンデッド』は7月30日より新宿シネマカリテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、池袋HUMAXシネマズほか全国公開