武田梨奈、登壇した男性全員とキスシーン!「変な気持ちでした」
女優の武田梨奈が、9日に都内で行われた映画『ドクムシ』の初日舞台あいさつに村井良大、秋山真太郎、駒木根隆介、水上京香、野口真緒、Faint★Star(主題歌)、朝倉加葉子監督と共に出席、武田はこの日登壇した男性キャスト全員とキスシーンを演じたことを明かした。
【写真】過酷な撮影中にラーメンとアイスクリームを食べたことがバレた武田梨奈
八頭道尾のインターネット小説「コドク~蠱毒~」をベースに書かれた合田蛍冬のコミック「ドクムシ」を実写映画化した本作。見知らぬ者同士の7人の男女が、学校らしき建物に監禁され、古来の呪術が絡んだ陰惨なゲームに巻き込まれる様子を描く。
キャバ嬢という、女を武器とするキャラクターを演じた武田は、劇中でこの日登壇した男性陣全員とキスしたことを告白。さらに、それが折りしも自分の誕生日を挟んだ3日間であったそうで、「すごく複雑というか……変な気持ちでしたね」と当時の心境を語った。
ほぼ遮光された空間で行われた撮影に対し、村井は「太陽を見なかったし、閉じ込められた空間でしんどかった」と述懐。さらにリアルさにこだわるために、秋山は1週間の断食を行うなど、撮影は過酷な状況で進められたという。武田も「普段は現場でロケ弁を2個くらい食べちゃうんですけど、半分しか食べないと決めていました。苦しかったですね」と撮影を振り返る。
しかし、別の仕事で東京に戻り、現場に帰ってきた際にラーメンとアイスクリームを食べてきたことが、断食中の秋山にバレてしまったという武田は、「秋真(秋山)さんに睨まれましたね。すごく怖かったです」と物語の世界さながらのサバイバルな雰囲気をリアルに味わっていたようだ。
また、作品のような空間に本当に放り込まれたらどうする? という質問に武田が「一人しか生き残れないのなら、『みんなで死のう』って言いますね。一人だけ生き残っても、いろんなものを背負うことになるのだから」と潔くも過激な発言をすると、駒木根から「みんなで助かればいいんじゃない?」とツッコミを入れられ、笑いを誘っていた。(取材・文:桂伸也)
映画『ドクムシ』は公開中