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阿部寛×東野圭吾!「疾風ロンド」が映画化!

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中年主任研究員を演じる阿部寛
中年主任研究員を演じる阿部寛 - (C)2016「疾風ロンド」製作委員会

 『白夜行』『真夏の方程式』など、世に送り出した小説が数多く映画化されている人気作家・東野圭吾のベストセラー小説「疾風ロンド」が、阿部寛主演で映画化されることが発表された。

 2013年に実業之日本社から出版された長編サスペンス小説を活写する本作。拡散すれば人々を大量死に陥れる威力をもつ生物兵器「K-55」が盗まれ、「人質は全国民」と宣言する犯人はその引き換えに3億円を要求してくる。警察には頼めない。残された時間は4日間。そんな窮地に白羽の矢がたったのは、しがない中年主任研究員の栗林和幸だった。大学の医科学研究所に勤めるも、仕事はいまひとつ。家庭でも思春期の息子とのギクシャクした関係に悩む栗林は、超危険生物兵器の行方を僅かな手がかりで探しにいくこととなり……。

 ちょっと頼りなく、とにかくアンラッキーな男を演じる阿部は自身の役どころについて「ちょっとドタバタとしたキャラクターです」とコメント。また、スキー場が大事なファクターとなる本作で大学生ぶりのスキーに臨んだそうで、「撮影の途中なのでまだわかりませんが、爽快なアクションコメディが撮れているんじゃないかなと僕も期待しています」とメッセージを送る。

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 一方、執筆中から「映像化されるといいな」と思っていたという東野は「あのとんでもないシーンが、あの愉快なキャラクターたちが、どんなふうに描かれているのか今からとても楽しみです」と語り、原作のファンに向けて「小説を読んだ多くの方が『これを映像で見てみたい』と思ったのではないでしょうか。その夢が叶う時がきました。目にできる日を楽しみに待ちましょう」と呼びかけている。

 日本を代表するヒットメーカーである直木賞作家・東野の大人気小説の映画版に、『テルマエ・ロマエ』で日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞しドラマ「下町ロケット」での熱演が記憶に新しい阿部を主役に迎える本作。「サラリーマンNEO」「あまちゃん」を手がけてきた吉田照幸監督がメガホンを取っている。(編集部・海江田宗)

映画『疾風ロンド』は11月26日より全国公開

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