新スパイダーマン映画のタイトルは『ホームカミング』!悪役は『バードマン』マイケル・キートンか
キャストを一新して製作される新スパイダーマン映画のタイトルが『スパイダーマン:ホームカミング(原題) / Spider-Man: Homecoming』に決定した。米ラスベガスで行われたシネマコンで発表された。
ソニーは昨年初旬、アンドリュー・ガーフィールド主演の『アメイジング・スパイダーマン』第3弾の製作を中止し、その代わりにマーベル・スタジオと提携して新たなスパイダーマン映画を製作することを発表。これによりスパイダーマンの「マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)」参戦が可能になり、4月29日日本公開のマーベル映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では早速アベンジャーズの面々と初顔合わせを果たす。
新たに主人公スパイダーマン/ピーター・パーカーに抜てきされたのは、これまで同役を務めてきたアンドリュー、トビー・マグワイアよりもずいぶん若い19歳の新鋭トム・ホランド。タイトルになっている「ホームカミング」とはアメリカの高校の卒業イベントのことで、ピーター・パーカーの高校生活を描くとされている本作にぴったりであるほか、ピーター・パーカー/スパイダーマンのMCUへの帰郷(ホームカミング)を意味しているともいえる。
イベントに登壇した主演のトム・ホランドは作品について「ピーターは彼の本当のアイデンティティーと、彼が本当はどの世界に属するのかを見つけようとするんだ」と説明し、ソニーの映画部門の代表であるトム・ロスマンは「3本の映画になることを願っているよ!」とトム・ホランド主演で新たな『スパイダーマン』3部作を作りたいと冗談めかしながらも意気込んでいた。
また、Deadlineなどによると、現在悪役として『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』のマイケル・キートンが出演交渉中とのこと。出演が決まれば、『バットマン リターンズ』(1992)でバットマンを演じて以来のスーパーヒーロー映画出演となる。(編集部・市川遥)
映画『スパイダーマン:ホームカミング(原題)』は2017年夏、日本公開